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ブロッサムジュニア 流山教室のブログ一覧

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(158件)

ピグマリオン効果|集団で子供たちが過ごすとどんな効果が?

ブロッサムジュニア流山教室です。 今回は、「集団で子どもたち同士や支援者と子どもが関わるとどんないいことがあるんだろう?」ということについて考えていきます。 私たちの事業所では、集団プログラムと個別プログラムの2つを行っております。 その中で、個別療育でお子様に「できた!」の体験を通して自信を付けてもらいながら、集団療育で個別療育で出来たことが般化できるのか?また人と上手に関われるのか見つめながら、お子様にどんな支援が必要かトータルで考えながら支援に当たっています。 では、今まで個別療育についてはいくつかご説明をしましたが、集団という形態や集団療育はどのような面で子ども達にとって効果があるのでしょうか? ①集団の効果1|ピグマリオン効果 集団の中で学ぶことで、お子様に良い影響や様々な刺激が入る可能性があります。 第1に、「ピグマリオン効果」と呼ばれ、「誰かに期待を持たれることで、期待を持たれた人がその期待にそったものになろうとする」という効果が有ります。 1964年にアメリカ人の教育心理学者ローゼンタールという人によって提唱され た「人は期待されたとおりの成果を出す傾向がある」と言われ、のちに広がった概念です。 参考:https://schoolnet.edu.city.yokosuka.kanagawa.jp/schoolnet/element/102natsushima/tayori/27-52.pdf 子どもの可能性を信じ、子どもに対してあたたかく見守っていき、子どもに対して絶えず期待していくことで、子どもが望ましい方向性に成長していく可能性があります。 ②集団の効果2|社会的促進・社会的手抜き 集団の中で、人がいるからこそ、仕事を頑張ったり、逆に手を抜いてしまうケースがあるかもしれません。 これらも集団だからこそ経験できることになります。 「社会的促進」と呼ばれ、「同じ仕事を個人でするよりも他者とすることで、仕事の能率があがるような現象のこと」をいいます。 逆に、「社会的手抜き」と呼ばれ、「課題の遂行で人数が多いほど1人当たりの遂行量や能率が低下すること」と言われています。 ③集団の効果3|社会的ジレンマ 社会的ジレンマと呼ばれ「集団の構成員が個人の利益を追及することで、集団全体の不利益を生じさせてしまうこと」があります。 例えば、A君がすべりだいを一刻も早く滑りたくて、お友達をぬかして滑ったとします。その際、A君だけの目線で見れば、自分の要求を叶えるために滑ることで、自分の要求が叶ったとA君は良い思いをします。ただし、滑り台を並んでいる人から見れば、「ルールを守らないAくんがいることで、本来よりも順番待ちが長くなってしまう可能性がある」ので集団全体で考えると不利益を被っています。その為、社会の中でルールを決め、ルールにのっとって生活することである程度、個人の要求のみを追求し、集団が不利益になることはないかもしれません。 このように、集団内で起こるような「自分は○○って思っているのに、みんなは●●って思っているからできない」のようなことが起きるかもしれません。 いかがでしたか?集団による影響はいくつも考えられます。 私たちの事業所では、個別療育と集団療育の形態で療育を行っています。 このように集団療育も行うことでお子様にとって様々な経験ができる可能性があります。 何かありましたらいつでもご連絡ください。

ブロッサムジュニア 流山教室/ピグマリオン効果|集団で子供たちが過ごすとどんな効果が?
その他
22/11/09 08:49 公開

認知行動療法とSST

ブロッサムジュニア流山教室です。 今回は「認知行動療法」と呼ばれる心理療法について解説します。 私たち療育者は医療従事者ではないので、認知行動療法を療育で使うというよりも、お子様がどうして不合理な(損をする考え方)をするのか考える際の材料の1つとして、また、お子様と関わる際に、どう考え方を柔軟にしていくのか考える際の手段の1つとして認知行動療法を利用しています。 今回は簡単に認知行動療法をご紹介します。 ①認知行動療法とは? 認知行動療法とは、人の「認知のゆがみ」と言って、人が失敗体験や疎外体験により自信ががなく、事故に対して否定的な信念(思い込み)を合理的なものに修正することで、神経症などのその人にとって生きにくさを生じさせるものを減らすと考えをもとに考案された心理療法です。 心理学者のエリスは、神経症などに陥っているクライエントに対して、認知のゆがみといい、例えばいつでも白黒をはっきりつけようとする考え方や否定的な側面の方を重要視して注目する選択的抽出と呼ばれる考え方等、「その考え方で生きていると生きづらい」考え方があります。それを認知のゆがみと呼びます。 認知行動療法の考え方はSSTでも用いられることが多いです。 認知のゆがみやその人自身がしんどくなってしまう考え方を、「こんなやり方やこんな考え方もあるよ」「社会的にはこう望まれているからこうするといいのではないか?」と気づいていくことで生きやすくなっていくという意味で、認知行動療法とSSTは似ています。 ※弊社では、集団プログラム、個別プログラムの中でSSTの考え方を取り入れています。興味がある方はいつでもご連絡ください。 参考:ブロッサムジュニア 流山教室<空きあり>放課後等デイサービス/流山市のブログ[SST(ソーシャルスキルズトレーニング)とは?]【LITALICO発達ナビ】 (h-navi.jp) ②認知行動療法の技法について|簡単にご説明 続いて認知行動療法についてご説明します。 認知行動療法では、クライエントと治療者が共同で行いながら、クライエント自身が自分の考え方の癖(=認知のゆがみを含む考え方の癖があると思います。)に気づいたら、その人自身がやりやすい対処手段やストレス解消法を含む感情コントロールを知っていく必要があります。 ⑴セルフモニタリングの段階:クライエント自身の思考や感情、体調といった自分の状態を客観的に見ていく時期。クライエントの状況によっては、感情が疲弊しているため、感情を感じること、思考を知っていくことに長い時間をかけていく場合があります。 ⑵思考内容の現実性の検討:思考内容に気づけたら、その思考内容が妥当なのか?極端でないのか?現実性があるのか客観的に考えていく期間です。 ⑶記録する出来事の検討:日記であったり、その日の感情や出来事をまとめていく作業を行います。日記だけでなく、例えば、睡眠記録を記録し、その前後の行動やその時の感情をメモすることで、出来事の検討がしやすくなる場合があります。 ⑷非合理的な信念の修正:クライエントと治療者が一緒に考え方を検討し、非合理的であったり、クライエント自身が生きにくくなるような感情を修正していきます。 いかがでしたか?一緒に子どもと気持ちや考え方を整理し、どうしたら生きやすくなるのか考えていきます。 私たちの事業所でも認知行動療法のエッセンスを使いながら、お子様と気持ちの整理をしたり、お子様の状況に合わせて考え方が緩やかになるように支援が可能です。 ③まとめ 今回は堅苦しい難しい内容の記事を読んでいただきありがとうございます。 私たちの事業所ではSSTを含めた集団プログラムも実施しています。その際、お子様の考え方の癖や思考にも目を向けながら療育を行っています。 お子様のご様子で何かお困りのことがありましたらいつでも遠慮なくご連絡ください。

ブロッサムジュニア 流山教室/認知行動療法とSST
その他
22/11/08 07:15 公開

ストレスとストレス解消法とコーピング

ブロッサムジュニア流山教室です。 今回はストレスとストレスの解消の仕方について解説します。 ストレスと聞くと「私もあるわ…」と感じる保護者様も多いかもしれません。 ストレスについて、普段お子様の育児や家事を頑張られている保護者様も抱えておられるかもしれません。 ストレスについて、そしてストレスの対処法についてご紹介します。 ①ストレスについて ストレスとは、生理学者セリエが提唱した「外界のあらゆる要求に対する身体の非特異的反応」のことを言います。身体の非特異的反応とは、「気温が高いと汗をかく」と言ったようなある刺激に対して、決まったような反応のことを言います。 外界からの刺激により、生物が緊張すると、生体内に非特異的反応が起こると考えられ、この反応を「ストレス」と呼んでいます。 簡単に例を上げると、上司に無理難題を指示されて、仕事を続けると、胃の調子が悪くなり、嘔吐したり、腫瘍ができたり、過敏性腸症候群になる可能性があります。このような、ストレスの外的な要因を「ストレッサー」といい、ストレッサーによる反応を「ストレス反応」と呼んでいます。 ストレス反応のうち、一時的な症状で数時間から4週間程度で治るものを急性ストレス反応と呼んでいます。 このように人は常に外界からの刺激にさらされ、その刺激の大きさや頻度や程度によっては、ストレスを抱え、ストレスが過多の場合、精神疾患となる場合が考えられます。 ②ストレスとストレス解消法・ストレスコーピングについて ここまでストレスについて考えてきました。ではストレスを減らしていくにはどうすればよいのでしょうか? ストレスを減らすには、「コーピング」と呼び、ストレスを減らしていくような対処法を試していくのも効果的です。 ストレスを減らしていくには、「情動焦点型コーピング」、「問題焦点型コーピング」のようなコーピング術があります。 ※その他のストレスコーピングとして、直面している困難な問題に対して、見方や捉え方を変えて、良い方向に考えるような「認知的再評価型コーピング」、上司や同僚、家族に相談したりアドバイスを求めたりする「社会的支援探索型コーピング」等があります。 参考:坪井 康次(2010)ストレスコーピング —自分でできるストレスマネジメント— ・情動焦点型コーピングとは、問題に対する感情的や情動的な反応をコントロールさせ変化させるコーピング術です。 →例えば、「試験前で気持ちがイライラしているが、試験後に予定している楽しい旅行やショッピングを思い浮かべたら落ち着いてきた」、「会社で嫌なことがあったが、休日は趣味のスポーツをすることで気持ちを発散させた」の様な内容です。 ・問題焦点型コーピングとは、ストレスの背景や問題を明確化し、別の解決方法をみつけストレッサー自体を改善し、問題自体を取り除くことができます。 →例えば、上司に働きかける、仕事量の変更や仕事の内容の変更を働きかける、転職・退職をする、部署を異動する等が考えられます。 ストレスを減らすために、ストレスから付随する不快な感情を減らしていくか、ストレッサーの元を変化させていくかでコーピングの仕方は変わってきます。 その人一人ひとりのおかれている状況に合わせてどのようなストレスコーピングをすればいいか考えていくと良いと思います。 ③気持ちを切り離し、ストレスから離れることで、「あなた」も「あなたの大切なひと」も守れます。 ストレスから離れ、気持ちを楽にできることで、あなた自身もあなたの大切な人も守れるかもしれません。 育児をするうえで、不安な気持ちや多忙になってしまい、ストレスがかかってしまうかもしれません。 その時、ストレスのコーピング法として、社会的探索型支援コーピングを通して、私たちのような社会資源に繋がって支援を広げていくことも可能です。 加えて、問題解決型コーピングを使い、ストレッサーに対してどう働きかけるか一緒に考えることもできます。 何かお力になれることがあればお気軽にご連絡ください。

ブロッサムジュニア 流山教室/ストレスとストレス解消法とコーピング
その他
22/11/01 08:57 公開

国際生活機能分類を用いて考えるブロッサムジュニアの療育

ブロッサムジュニア流山教室です。 今回は、少し専門的な話になりますが、ICFの話と、実際にブロッサムジュニアでできる支援についてご紹介します。 ICFの考え方で大切にしているのは、個別性を大切にし、環境を当事者にとって、そして配慮する側に取って無理のない形で支援して行く視点があります。 実際の概念や歴史的背景、支援方法を考えていきます。 ①ICF(国際生活機能分類)とは? ICFとは「国際生活機能分類」と呼ばれ、生活機能と呼ばれるプラスの面に着目するような評価方法です。2001年WHO(世界保健機関)は、国際障害分類を21年ぶりに改訂したもので、もともとは国際障害分類(ICIDH)と呼ばれていました。 ICFを用いることで、個々の人の困り感や課題を、その人自身の身体機能や構造を念頭に入れながら、どのように環境と相互作用をつくり生きやすく生きていけるのか考える材料になります。 例えば、足が不自由な方がいたとして、足が不自由なため、家から出る際の行動制限があり、活動に参加しづらい場合も、「杖を使う」、「車を使う」のように環境を調整することで、活動でき、そして地域社会の活動に参加できる可能性があります。 例えば、足が不自由な場合も、本人だけに働きかけるのではなく、環境因子に働きかけて活動に参加できるようにサポートすることもできます。 個人の何らかの「生きにくさ」や困り感も環境を調節することで、「生きやすく」なる可能性もあります。 その一方で、生きにくさや困り感を抱えた方に「よかれ」と思って行った支援も、別の人にとっては生きにくくなる可能性もあります。 例えば、目の不自由な方にとって点字ブロックは、歩行の際に役に立ったり、目の不自由な方が「これで目的地に歩いて行けている」という安心感にも繋がります。 一方で、歩行困難や足の不自由な方にとって、転倒のリスクを高める可能性もあり、点字ブロックが人の役に立つツールではありますが、危ない部分もあります。 その為、1人1人の個別性を考えた上で環境調整をする必要があります。 ②ブロッサムジュニアの個に応じた環境調整・環境設定 ではブロッサムジュニアではどのような点で個に対する対応が出来ているのでしょうか? ブロッサムジュニアは集団の中で子ども達が過ごす場面も多く、個の1人1人重視するよりも、「社会に出た時に、どのような助けがあれば生きやすく生きられるか?」という視点の方が強いように感じます。 ただし、個別療育を中心に、個に応じた対応はなされてきています。具体的には、姿勢の崩れやすいお子様の状況をアセスメントをし、椅子と机をその子にあったものを提供したり等は可能です。 お子様の状況や保護者様のニーズに合わせた支援が可能です。 気になる方がおられましたらぜひご連絡ください。

ブロッサムジュニア 流山教室/国際生活機能分類を用いて考えるブロッサムジュニアの療育
療育マメ知識
22/10/31 08:55 公開

実際に行っているSSTプログラム

こんにちは。ブロッサムジュニア流山教室です。 今回は、実際に私たちの事業所で行っているSSTプログラムを説明していきます。 SSTとは「人が社会生活や人間関係を営んでいく上で必要とされる技能のことをいい、発達障碍者支援として、①人間関係の構築や維持、②時間管理や身辺自立の管理、③自尊心や情緒の安定について、④就労、自立、社会的資源について、⑤余暇スキルの5つを含め、お子様の社会生活を営む上で必要とされる技能のこと」です。 人が社会の中で生きていきやすくなるために、必要な社会生活技能訓練のことを言います。 今回は実際にSSTとしてどんなことをしているのか考えていきます。 ①モデリングでは、プリント課題や集団療育の中でお子様と一緒に考えていく。 モデリングによる好ましい行動の教え方については、以下の様な形で実際に行えます。 ・集団療育の中で、簡単なルールのある遊びを行います。その中で、一通りルールを説明した後に、間違ったことをしているスタッフをみせて「〇〇はしてもいい?」とルールの確認を行います。言葉で伝えたルールと比べて、あっているか?間違っているか比べながら、正しい行動と違う行動について考えることができます。 ・個別療育の中でのプリント学習で、その場にそぐわない行動をみせて、どこが間違っているか考えさせることで、その場にあった行動とその場にそぐわない行動を知ることができます。 ②ロールプレイング ロールプレイイングについては、特定のお子様が苦手とする場面を一緒に考えて、練習してみることが考えられます。 例えば、「自分の気持ちをいうことが苦手なお子様」と個別療育の中で、一緒にどうやって自分の気持ちを伝えるか文章にして考えてみる。 視覚的に整理された方が良いお子様に対しては、表やいう順番などを実際に書いてみて目で見てわかるように整理し、お子様と練習することもできます。 加えて、お買い物に関しては、ブロッサムジュニア流山教室では、駄菓子屋のような、お買い物体験ができるツールもあります。 放課後デイサービスのお子様を中心に、1日100円分のお金の模型をもって、100円でかえるようにお菓子を選んでいます。個のやり取りの中で、実際に買い物のときにどのように相手に伝えたらいいのか?どのようにお金のやり取りをするのか勉強できます。 ③PA(プロジェクトアドベンチャー) 定期的な季節のイベントを一緒に子どもと行っていくことでお子様同士が協力したり、職員と協力してアイデアだしをする練習をしました。 今後もお子様の状況と事業所の状況に合わせて行っていけたらと思っています。 いかがでしたか? このような形でお子様に無理のない形でSSTを取り入れながら支援を行っています。 興味がありましたら、利用に関わらず体験等もできますのでお気軽にご連絡ください。

ブロッサムジュニア 流山教室/実際に行っているSSTプログラム
その他
22/10/28 12:37 公開
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