児童発達支援事業所

三郷市南部地域児童発達サポートセンター HERO IS~ヒーローイズ~のブログ一覧

  • 問い合わせ受付中
  • 送迎あり
お子さまに合った施設か、気軽に相談してみましょう
空き情報の確認や見学予約も受付中♪
電話で聞く場合はこちら:050-1807-7829
※営業・調査を目的としたお問い合わせはご遠慮ください
施設ブログのアイコン

ブログ一覧

(180件)

1日の予定  【児童発達支援 ゆうり先生】

本日のテーマは「予定表」についてのお話です。 HERO ISでは、1日の予定をホワイトボードに番号順で書き、自分で確認できるようにしております。 なぜ、可視化しているのかと疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これも「支援」の手立ての1つなのです。 「落ち着きがない」「人の話が聞けない」「言われたことを理解できない」 こういった悩みを抱えているお子様の特徴の1つに、「見通しが立てられない」というものがございます。 「見通し」とは、どんなものなのか。 いくつか例を挙げてお話しさせていただきます。 普段、仕事をしていく中でも、作業などの「順番」はあるかと思います。 こなしている仕事を終わらせるには、何の資料が必要で、どんな順番で、何をすればよいのか。また、いつまでにすればよいのか。 作りたい料理を完成させるには、どんな材料を、予算はいくらで、どこで買い、どんな手順で作り、何時までに終わらせなければいけないのか。 このように、詳細なところまで自分で予定を立てることを、「見通しを立てる」と言います。 私たち大人は、このような作業を常時無意識に行っていますが、小さなお子様たちはそうもいきません。 何かしなきゃいけないことはわかっている。 何か言われたこともわかっている。 でも、「何をどうすればよいのかがわからない」 この、「わからない」ということが不安に繋がることで、不必要にソワソワしてしまったり、言われたことと全く違う行動をとってしまうケースが多いのです。 教室の中で集団生活をしていく中で、不安を感じてしまっては、お子様たちの本来の力を発揮できません。 なので、HERO ISでは、必ず朝の会で1日の予定をみんなで確認する時間を設けています。 最近は、予定を確認することが定着してきたようで、教室に到着するとすぐにホワイトボードのところに行って予定を確認していたり、「次何するんだっけ・・・」と不安そうにしているお友達がいると「次は4番だから、〇〇だよ!」と優しく教えてくれる様子が見られるようになりました。 知らない間に子どもたち同士で関わり合い、成長しているのだな。と嬉しく感じた瞬間でした。 また、予定を確認していく中で、必ずひらがななどの文字にも触れられるようにしております。まずは「目」で文字を見て「声」で読みかたを確認する。 この繰り返しで、少しずつでもひらがなが定着できるようにしていければと思っております。 もちろん、文字だけで難しい場合もあるかと思いますので、絵カードなども準備していく予定です。 お子様の実態に合わせた支援で、無理なく、楽しんで取り組めるように今後も支援させていただきたいと思います。 もし何かお悩みの親御様がいらっしゃいましたら、いつでも当事業所にご相談ください。

三郷市南部地域児童発達サポートセンター HERO IS~ヒーローイズ~/1日の予定  【児童発達支援 ゆうり先生】
教室の毎日
24/03/29 20:55 公開

人と接するときの距離感【放課後等デイサービス 佐々木先生】

今回は人との距離感についてのお話です。 子どもたちがコミュニケーションを築くうえで必要なスキルの1つが「適切な距離感」です。 しかし、低学年のうちは距離感を理解できていない子が圧倒的に多いです。 それは発達障害がある無いに限りません。 例えば、私の経験で人気者の机の周りに寄ってたかって集まり、おしくらまんじゅうをするかのように顔を近づけていた光景がありました。 今思うと、当時の私も距離感が近かったなと思います。 ですが、ほとんどの子どもは「大人」を見て次第に理解していきます。 周りの大人が適切な距離感を保てば、子どもは自ずと真似をして身についていきます。 では、なぜ発達障害のお子様は、距離感を理解することが難しいのでしょうか? 発達障害をお持ちのお子様は言葉や表情に不器用さがあり、非言語的な手段を使ってコミュニケーションを試みることがあります。そのため、距離を詰めてコミュニケーションを取ろうとすることがあります。 では、発達障害のお子様が適切な距離感を理解するのにどのような支援をしていけばいいのか、2つほど例を挙げてみます。 1つは、メジャー(ものさし)を使った支援です。 メジャーに色を塗って「これ以上近くに来ると、嫌な気持ちになる」と教えます。これは視覚的に認知することができるので目線が合いずらかったり、言葉での理解が難しい子にとって効果的です。 2つ目はゲーム感覚の遊び型の支援です。 運動をしながら距離感を学べる遊びです。 「お友達と協力して目標に進む」などの、他者と関わる遊びをすることで距離感を教えていきます。 楽しみながら距離感を学ぶことができるので、自然と距離感を身に着けることができます。 いずれにしても、積み重ねが成長への第一歩となります。 この積み重ねが、人との距離感を学ぶ手助けとなっています。

三郷市南部地域児童発達サポートセンター HERO IS~ヒーローイズ~/人と接するときの距離感【放課後等デイサービス 佐々木先生】
教室の毎日
24/03/29 20:49 公開

春休み【放課後等デイサービス 校長先生】

まもなく春休みが始まります。 当教室は長期休みを非常に大切にします。 登校日の子供達と接する時間は2~3時間程度です。 しかし、長期休みは学校以上の時間を教室で過ごすことで日頃見ることが出来ない顔に出会えます。 お昼ご飯を食べている顔 集中力が切れた顔。 友達との関わり方に困っている顔。 こんなに大切な時間を有意義に過ごさない理由は一つも見当たりません。 長期休暇の際は必ず(時間割)を用います。 1時間目○○、2時間目○○等。 ですが、当教室のお子様は新1年生が9割を超す事業所ですので、いきなりガッチリやっても子供達はつまらなくなる一方です。 しかし、つまらなくなるからと言って全てを自由時間にしては放課後等デイサービスの意味がございません。 時間割を使う理由には大きく2つの意味がございます。 一つは切り替えを上手く出来るようになる為。 そして、もう一つは長期休暇後にすんなりと学校生活に戻れる為です。 子供も大人も長期休暇後はだらけます。 原因としてはタイムスケジュールを忘れてしまうことではないかと考えられます。 学校には教室という空間にチャイムの音と号令(起立⇒きをつけ⇒礼)があります。 そこで当教室はその空間と音に注目しました。 教室と似た空間で同じを音を出せば、自ずと長期休暇後も崩れずに学校へ戻れ、尚且つ学校と同じ45分の授業で区切ることにより切り替えも上手く出来るようになると考えられます。 しかし!教室の子供達は新1年生がほとんどを埋め尽くすので、チャイムも号令も聞いたことがありません。予習ですね! 最後に。 長期休暇は非常に大切な時間です。 switch、youtubeも楽しいです。 ですが、それが無い生活でも楽しく過ごせるように有意義な時間をお過ごしください。 大変ありがたいことに放課後等デイサービスは満員となっております。 誠に申し訳ございませんが、お問い合わせを頂きましてもご対応が出来兼ねますのでご了承ください。

三郷市南部地域児童発達サポートセンター HERO IS~ヒーローイズ~/春休み【放課後等デイサービス 校長先生】
教室の毎日
24/03/20 19:47 公開

刺激を受けるということ 【児童発達支援 岩田】

本日の話題は親御様からご了承を得ての個人内容や支援内容となります。 ご了承ください。 当教室には、2歳1ヶ月の男の子がいます。 A君は1歳5ヶ月でASDの診断を受けました。 一般的には早い年齢での診断です。 親御様からお問い合わせを受け、見学にお越しいただいた初日は、自分の名前の理解や発語もなく、目を合わせることができませんでした。 また、食事も決まった離乳食のみをペースト状にしたもの。もしくは2種類の瓶入りのゼリー。この3種類しか食べたことがありません。 人との接触も苦手で、お母さま以外からは食事を摂ることもできない。という状態でした。 ご利用が始まることで一番初めにぶつかる壁は「母子分離」です。 初めの2日間はお母様と離れるとわかるや否や大泣きしてしまいました。 安心できる環境から離れるということは大人でも不安や恐怖を感じるものです。 ですが、ご利用が始まって3日目のことです。 今までの大泣きが嘘のようになくなりました。 ここからのA君の成長は目覚ましいものでした。 いままでお母さまからしか食べられなかったゼリーを職員の手から食べ完食し、今まで見向きもしなかった絵本を読み始めました。 名前を呼ばれると反応して振り向くようになりました。 これには親御様もたいそう驚かれ、何か特別なことをしてるのかと聞かれましたが、そこまでのことはしていません。 到着してからの身支度。絵本や遊び。食事や教室にいる職員との交流・・。 その全ての刺激が、今まで閉鎖的だった彼の世界に新たな刺激として受け入れられ、急激に成長し始めたのです。 毎日のように成長していく我が子の姿に、親御様から何度も感謝のお言葉をいただきました。ですが、この成長は親御様の勇気があってこその成果です。 A君の親御様は、これまで何度も試行錯誤を繰り返す中で悩み、自分の世界に閉じこもってしまっていたこともあったかと思います。 そこから勇気を出して一歩踏み出し、手を伸ばしてくれたからこそ、私たちが関わることができました。 通所が始まって1ヶ月半ほど経ちましたが、今では食事をするときは自ら椅子に座れるようになりました。 これには私たちも、日々の刺激がここまで大きな成長につながるのかと驚くのと同時に、とてもやりがいを感じました。 改めて子どもの可能性は無限大なのだと思います。 どんな小さな刺激でも、積み重なれば大きな刺激になり、そこから子どもたちは自分の力で枝を伸ばすように成長していきます。 その足掛かりとなれるように、これからもお子様のそばで支援させていただきたいと思います。

三郷市南部地域児童発達サポートセンター HERO IS~ヒーローイズ~/刺激を受けるということ 【児童発達支援 岩田】
教室の毎日
24/03/19 11:52 公開

異食行為【放課後等デイサービス】

今回は物を口に入れてしまう『異食行為』についてです。 なぜ異食行為をしてしまうのか。 その理由をいくつかご紹介したいと思います。 まず1つ目の理由は「ストレスや不安」による異食行為です。 子どもが感じているストレスや不安を、口に物を入れることで軽減し、自己を落ち着かせる。というものです。 次に挙げられるのは「感覚探求」による異食行為です。 手や視覚で物を確認するのと同じように、口に物を入れて感触を確認したり、感覚を満たしたり、遊んだりする行動 など、この2つに限らず様々な理由があります。 小学校でもチラホラと物を咥えている子どもがいます。 私が以前見てきた例になりますが、自閉症の小学2年生で付箋を必ず口に入れて授業に参加する子がいました。 なかなか落ち着いて授業に参加できなかった子が、付箋を口にすることで落ち着きを持ち、普通級の集団授業を座って受けることができたのです。 試しに途中で付箋を取り上げてみると、立ち歩いたり、鉛筆をぐちゃぐちゃに嚙んだりして授業に参加できませんでした。 「付箋じゃなくて代わりのものを・・・」と思う方もいらっしゃるかと思います。 ですが彼にとっては付箋じゃないといけないんです。 こういった子どもたちはこだわりが強く、特定のものでしか落ち着くことができません。 世間では物を口に入れているとあまりよくないイメージを持たれますが、彼らからするとこれは安心材料なのです。 それを無理やり奪ってしまうと、それまで参加できていた授業に取り組めなくなり、それにより自己肯定感が下がってしまうことに繋がる可能性があります。 この異食行為ですが、成長するにつれて頻度が減ったり、軽減します。 気になる方も多いとは思いますが、本人の気持ちや可能性のためにも、どうか長い目で見守っていただけると嬉しいです。

三郷市南部地域児童発達サポートセンター HERO IS~ヒーローイズ~/異食行為【放課後等デイサービス】
教室の毎日
24/03/15 18:22 公開
電話で聞く場合はこちら:050-1807-7829
※営業・調査を目的としたお問い合わせはご遠慮ください
チェックアイコン

この施設を見ている人におすすめの施設です
まとめて問い合わせしましょう

24時間以内に
25人が見ています!
電話で聞く場合はこちら 050-1807-7829

掲載情報について

施設の情報
施設の情報は、株式会社LITALICOの独自収集情報、都道府県の公開情報、施設からの情報提供に基づくものです。株式会社LITALICOがその内容を保証し、また特定の施設の利用を推奨するものではありません。ご利用の際は必要に応じて各施設にお問い合わせください。施設の情報の利用により生じた損害について株式会社LITALICOは一切責任を負いません。


利用者の声
利用者の声は、施設と関わりをもった第三者の主観によるもので、株式会社LITALICOの見解を示すものではありません。あくまで参考情報として利用してください。また、虚偽・誇張を用いたいわゆる「やらせ」投稿を固く禁じます。 「やらせ」は発見次第厳重に対処します。


施設カテゴリ
施設のカテゴリについては、児童発達支援事業所、放課後等デイサービス、その他発達支援施設の3つのカテゴリを取り扱っており、児童発達支援事業所については、地域の児童発達支援センターと児童発達支援事業の両方を掲載しております。