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(83件)

ピアノは「発達支援の味方」?療育における音楽のチカラとは

ピアノは“ただの習い事”じゃない? お子さんに人気の「ピアノ」。 音楽教室や家庭での習い事というイメージが強いですが、実は療育(発達支援)の場でも非常に有効なツールとして使われています。 音を鳴らすだけでも楽しいピアノですが、実はその一音一音が、感覚・運動・ことば・情緒・集中力など、発達に関わるさまざまな力を引き出してくれるのです。 ピアノが療育に有効な理由 3選🎹 ① 感覚統合と微細運動の発達に 鍵盤を押す動作は、指先の繊細な動き(=微細運動)を促すのにぴったり。 さらに、高い音・低い音・速いリズム・ゆっくりなリズムなどを体感することで、視覚・聴覚・触覚などの感覚が連携し、感覚統合の力が育ちます。 これは、手先の不器用さや感覚過敏・鈍麻といった困りごとを抱えるお子さんにとって、とても大切な経験になります。 ② 発語・言語発達のきっかけに ピアノの音やリズムに合わせて声を出したり、歌を歌ったりすることで、発語のきっかけが自然に生まれます。 また、音をまねしたり交互に鳴らしたりする「音のやりとり」は、ことばを使う前の**“プレコミュニケーション”**の練習にもなります。 「ことばがまだ出ない」「会話のキャッチボールが苦手」といったお子さんにとって、ピアノは心地よい“やりとりの入口”になるかもしれません。 ③ 情緒の安定と自己肯定感の向上に 自由に音を出すことで、感情の発散や自己表現ができるのも、ピアノの魅力です。 ことばではうまく表現できない「うれしい」「イヤ」「つかれた」といった気持ちを、音で表すことで、**子ども自身の“こころの整理”**にもつながります。 また、1音でも弾けた、1フレーズ覚えられたという体験が、「できた!」「がんばった!」という成功体験になり、自信を育ててくれます。 ピアノ=“弾けなくてもいい”のがポイント 「うちの子には難しそう…」「音楽が苦手だから」と思う方もいるかもしれません。 でも、ピアノのいいところは、1音鳴らすだけでも意味があること。 決して上手に弾く必要はありません。 まずは、ポンと音を鳴らしてみる。 そこから広がる世界が、子どもの発達をやさしく支えてくれるのです。 まとめ|音の力を、育ちに活かそう ピアノは「ただの音楽」ではなく、「心と体、ことばを育てるツール」として大きな可能性を秘めています。 ぜひ、お子さんの興味や発達に合わせて、気軽にピアノを取り入れてみてくださいね🎶 次回は、【ピアノを活用した具体的な療育アイデア】をご紹介予定です!

とりっくおあとりーと府中/ピアノは「発達支援の味方」?療育における音楽のチカラとは
教室の毎日
25/05/26 21:45 公開

スプーンがうまく使えない子どもに効果的!

はじめに|スプーンがうまく使えない子は意外と多い? 「スプーンですくってもうまく口まで運べない」 「毎回こぼしてしまって食事に時間がかかる」 こんなお悩み、ありませんか? 当施設でもそんな相談を受けたりしています。 実は、スプーン操作の苦手さの背景には“手首の動かし方”が大きく関係していることがあります。 特に、発達の途中にあるお子さんは、「手首のひねる・返す・傾ける」といった細かな動きがまだ育ちきっていない場合も。 今回は、**スプーンが苦手なお子さんにおすすめの「手首を育てるトレーニング」**を、作業療法士の視点を取り入れてわかりやすくご紹介します。すべておうちで簡単にできる内容なので、ぜひ親子で楽しみながら取り入れてみてください。 スプーンを上手に使うには?カギは“手首の動き” スプーンを操作するには、以下のような手首のスキルが必要です。 スプーンを水平に保つバランス感覚 手首を**内側・外側にひねる(回内・回外)**動き すくったものを口元まで運ぶ角度調整 これらは、大人にとっては自然な動きですが、子どもにとっては「発達中のスキル」。 だからこそ、遊びの中で“手首を使う経験”を増やすことが大切です。 自宅でできる!スプーン操作につながる手首トレーニング7選 ① 水運びゲーム(手首の傾ける力を育てる) コップに入れた水をスプーンですくって、別のお皿やカップに運ぶ遊びです。 「こぼさないように…」と慎重に動かすことで、手首の角度をコントロールする力が養われます。 ✦ポイント: ・水の量は少なめからスタート ・「うまく入れられたね!」と成功体験を増やすことが大切 ② ペットボトルのキャップ開け閉め(手首の回す動き) キャップを開ける・閉めるという単純な動作ですが、回外・回内の動きを自然に促します。 滑りにくい素材のキャップがおすすめ。 ✦応用: 両手でペットボトル自体をねじる「しぼり遊び」も◎ ③ タオルねじねじ遊び(左右の手を反対に動かす) 濡れたおしぼりやタオルを「ギューッ」と絞る遊び。 両手を反対方向に動かす力と、手首の柔軟性が育ちます。 ④ ぐるぐるお絵描き(手首を回す柔軟性) クレヨンやマーカーで「ぐるぐる」丸を描く遊び。 時計回り/反時計回りの両方を意識することで、手首の柔らかさ・しなやかさがアップ! ⑤ スプーンで小物をすくう(操作力UP) 豆、フェルトボール、スポンジなどをスプーンですくって別の容器に入れる遊び。 スプーンの角度、スピード調整など、食事動作に近い感覚を練習できます。 ⑥ ハンカチふりふりダンス(手首の脱力とコントロール) ハンカチやスカーフを持って、手首をひらひら・くるくる回すダンス遊び。 リズム感と同時に、手首を柔らかく使う動きが身につきます。 ⑦ おたま運びゲーム(スプーンの大型版で感覚育て) おたまやフライ返しにボールやスポンジを乗せて運ぶ遊び。 スプーンより大きいため、手首のバランス感覚を育てやすいのが特徴です。 日常に取り入れるコツ|「短時間+遊び感覚」でOK! 手首の動きは、筋トレのように「がんばって鍛える」ものではありません。 遊びの中で「自然と手首を使う場面」を増やすことがカギです。 練習は1日5〜10分でもOK 「やらせる」より「楽しむ」ことが継続のポイント ごっこ遊びやお手伝いにも応用しやすい! まとめ|「スプーンが苦手」は“育ちの過程”かもしれません スプーンをうまく使えないことには、発達の個人差があります。 「できない=不器用」ではなく、必要なスキルがまだ育っていないだけかもしれません。 遊びながら手首を育てて、 “すくえた!食べられた!”という成功体験を重ねていきましょう✨

とりっくおあとりーと府中/スプーンがうまく使えない子どもに効果的!
教室の毎日
25/05/23 23:22 公開

子どもがスプーンをうまく使えない6つの原因とは?

はじめに|「スプーンが使えない…」には理由があります 「スプーンがうまく使えない」 「1歳半なのにまだ手づかみ」 「こぼしてばかりでイライラ…」 こんなお悩み、ありませんか? 実は、子どもがスプーンをうまく使えないのは、単なる“不器用”ではなく、発達段階や運動の特性が関係していることがあります。 今回は ・スプーンが使えない子どもによく見られる6つの原因 ・年齢別の発達目安 ・ご家庭でできる具体的なサポート方法 をご紹介します。 スプーンがうまく使えない子どもに多い6つの原因 ① 発達段階の途中である スプーン操作の獲得時期には個人差があります。 一般的には、1歳半ごろから使い始め、2歳〜3歳ごろに上達しますが、それ以前では“まだ練習中”という状態です。 ② 手先の巧緻性(こうちせい)の未熟さ スプーンを使うには、指先の力加減、手首の角度、腕の動かし方が必要です。 **発達性協調運動障害(DCD)**などがある場合、動作がぎこちなくなることがあります。 ③ 姿勢が安定していない 背もたれのない椅子や、足が浮いている状態では姿勢が安定せず、 スプーンをうまく使えません。体幹の未発達も影響します。 ④ 目と手の協調(視覚運動協応)が苦手 「見てから手を動かす」力が弱いと、 スプーンで狙った食べ物をすくったり、口まで運んだりすることが難しくなります。 ⑤ 発達特性による影響(ASD・ADHD・DCD) 自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠如多動症(ADHD)などの発達特性を持つ子は、 ・感覚過敏/鈍麻 ・多動・衝動性 ・動きのぎこちなさ などにより、スプーン動作がうまくいかない場合があります。 ⑥ 経験不足・成功体験の少なさ 保護者が手を出しすぎたり、失敗体験が多かったりすると、 「やってみよう!」という意欲が育ちにくくなります。 スプーン操作の年齢別の目安 発達の目安 保護者の関わり方 1歳〜1歳半→手づかみ+スプーンに興味 1歳半〜2歳→スプーンで食べようとする 2歳〜3歳→自分で口まで運べるように 3歳以降→食べ方に安定感が出てくる 家庭でできる5つのサポートアイデア ① すくいやすい食材を選ぶ → ゼリー、とろみのあるおかずなど、まとまりやすいものから練習 ② グリップ付きスプーンを使う → 太めで滑りにくい持ち手がおすすめ ③ 椅子と足台で姿勢を整える → 足が床につく or 足台があることで安定感UP ④ 遊びの中で「すくう・運ぶ」を経験する → 砂場・粘土・おままごとなどで楽しく練習 ⑤ 小さな成功体験を積み重ねる → できた瞬間を見逃さず、たくさん褒めてあげましょう よくある質問(FAQ) Q1. 1歳半でまだスプーンを使えません。大丈夫ですか? → 多くの子はこの時期が「練習中」です。焦らず、少しずつ慣れることが大切です。 Q2. 3歳になってもスプーンが使えないのは発達の問題? → 必ずしもそうとは限りませんが、気になる場合は児童発達支援や作業療法士に相談してみましょう。 Q3. 毎回手伝ってしまいます。見守った方が良いですか? → はい。「失敗してもOK」と思える環境をつくることが、練習には効果的です。 まとめ|「できない」は“困っている”のサインかもしれません スプーンが使えないことには、子どもなりの理由があります。 「なぜできないのか?」を見つめることが、支援の第一歩です。 ご家庭だけで悩まず、必要に応じてご相談ください。

とりっくおあとりーと府中/子どもがスプーンをうまく使えない6つの原因とは?
教室の毎日
25/05/22 23:29 公開

癇癪」と「わがまま」の違いとは?

「わがまま」なのか「癇癪」なのか分からないと相談があったので投稿します! ■ はじめに|その癇癪、本当に「わがまま」? 子どもが泣き叫んだり怒ったりする場面、日常の中でよくありますよね。 「またわがまま言って…」と思ってしまうこともあるかもしれません。 でも、もしかしたらその行動はただの**“わがまま”ではなく、感情が整理できずに起きた“癇癪”**かもしれません。 この記事では、「癇癪」と「わがまま」の違いや、よくある流れ、そして保護者ができる対応のポイントについて、専門的視点からわかりやすく解説します。 ■ 「癇癪(かんしゃく)」と「わがまま」の違いとは? 癇癪(かんしゃく) わがまま 感情・自分でも感情をコントロールできない 原因・ストレス・混乱・気持ちの未整理 対応の難しさ・高く、感情の爆発を伴う わがまま 感情・意図的に欲求を通そうとする 原因・欲しい・やりたいという希望 対応の難しさ・落ち着いた説明で対応しやすい 癇癪は、本人にもコントロールが難しい強い感情の爆発です。一方、わがままは比較的目的がはっきりしていて、大人とのやり取りで解消しやすい傾向があります。 ■ 「わがまま」から「癇癪」につながることもある? はい、実際にはこの2つは連続的なものと考えると分かりやすいです。 例えば、子どもが「お菓子買って!」と主張(=わがまま)したときに、それが叶わず「なんでダメなの!?」と感情が爆発していくと、「癇癪」へと発展することがあります。 つまり、最初は“自己主張”だったものが、感情の整理が追いつかず“癇癪”になるという流れはよく見られます。 ■ 癇癪は「困った行動」ではなく「助けてのサイン」 癇癪を起こしている子どもは、大人を困らせようとしているわけではありません。 気持ちを言葉でうまく伝えられない どうしたら落ち着けるのか分からない 自分でも止められない そんな葛藤の中で、“助けて”という無言のサインとして癇癪が表れていることも多いのです。 ■ 【対応のコツ】癇癪には「共感」と「安心感」を 癇癪への対応で大切なのは、まず**「感情を受け止めること」**です。 行動を止めるよりも、その子の気持ちを理解しようとする姿勢が、安心へとつながります。 対応例: 「悔しかったんだね」「イヤだったね」と共感する声かけ 少し距離をとって見守る(無理に制止しない) 落ち着いたあとに気持ちを振り返る時間をつくる ■ まとめ|「癇癪」と「わがまま」を見極める目を 「癇癪」と「わがまま」は似て見えるからこそ、見極めるのが難しく感じるかもしれません。 でも、その背景にある「感情の混乱」や「助けてほしい気持ち」を知ることで、子どもとの向き合い方はぐっと楽になります。 わがままから癇癪へ発展する場面では、 子どもは「感情の整理を手伝ってほしい」というサインを出しています🌱 対応に困ったときは、まずは気持ちに寄り添うことからスタートしてみてくださいね😊

とりっくおあとりーと府中/癇癪」と「わがまま」の違いとは?
教室の毎日
25/05/22 00:38 公開
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