文字に興味を示さない

もうすぐ小学校に入学するのに平仮名に興味を持ってくれない…そんな時は、ついつい焦りますよね。
お家でできる工夫をご紹介します。

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音や絵・写真をつかって、文字になれていきましょう。
ルール・準備物
紙、ペン、しりとりが成立する何枚かの絵や写真
1 簡単なしりとりカードを作ってみましょう
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イラストや写真の裏側に、そのアイテムの名前を書きます。

市販の絵カードなどでも良いでしょう。
2 用意した絵をテーブルの上に置きます お子さんに手伝ってもらい、バラバラに並べてもらうのも良いでしょう。
このように、準備段階からお子さんに参加してもらうと、より興味をもってゲームに取り組んでくれる場合があります。

一緒に準備をして、楽しく始めましょう。
3 イラストを使って、しりとりをしていきましょう
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「りんごの次は…ゴリラ!」と通常のしりとりのルールで構いません。
イラストを順番に並べていきましょう。

お子さんに絵を並べてもらうとより良いでしょう。
4 しりとりが終わったら、イラストを裏返していきましょう
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お子さんに順番に裏返してもらいます。

「(イラストを見ながら)りんご…、(裏側にして文字を指差しながら)りんご!」
と読み上げていきましょう。
5 文字の書いてある面を表にして、再度しりとりを全て読み上げてみましょう
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文字のひとつひとつを指で辿りながらやってみましょう。

また、慣れてきたら文字の面だけでカードを選ぶところからやってみても良いでしょう。
ワンポイント
絵や写真をつかって、言葉と文字を紐づけていきましょう。 次の言葉を考えながら文字を読むのが難しい場合は「ごりらはどれ?」など 探すものは指定してあげましょう。
ほかの工夫
監修者
高畑 脩平 先生
白鳳短期大学 リハビリテーション学専攻 作業療法学課程 講師 奈良教育大学特別支援教育研究センター 研究員 奈良県障害者総合支援センター 作業療法士
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