黒板の文字をノートに書き写すことが難しい

文字は書けても黒板からの書き写しが難しいということはありませんか?

黒板からの書き写しは、黒板とノートを交互に見る必要があるため、眼球運動(焦点を移す目の働き)と記憶が必要となります。

また、ノートの空間を的確に捉えなければなりませんよね。

そんな時に出来る工夫をご紹介します。

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眼球運動がスムーズにできないと、遠くの黒板とノートを交互に見ることが難しい場合があります。

こんなときは頭を動かさず同時に見比べができる工夫が効果的です。

学校の先生に協力をお願いしてみましょう。
ノートの横に黒板の情報を置ける工夫を考えてみましょう
見比べるときの距離で、上手にできたりできなかったり…そんなときに出来る工夫は?の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
タブレットのカメラで黒板を撮影し、机に置く、
先生に黒板の内容のプリントやメモをもらう、
隣の子のノートを見せてもらう、

など、見比べる対象物との距離感を変えてみましょう。

自宅で練習して、お子さんが出来ると思えた工夫を学校の先生に相談してみましょう
ワンポイント
これらの方法は学校の先生にお願いする必要があります。 お子さんの、出来ることと出来ないことを両方伝え学校ではどんな工夫が可能か相談してみましょう。
ほかの工夫
監修者
高畑 脩平 先生
白鳳短期大学 リハビリテーション学専攻 作業療法学課程 講師 奈良教育大学特別支援教育研究センター 研究員 奈良県障害者総合支援センター 作業療法士
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