クレヨンなら書けるが鉛筆だとうまく書けない

お絵かきが好きで、クレヨンだと楽しんで書いているのに、鉛筆では上手に書けない…

そんなことありませんか?

鉛筆を操作するためには、
①親指・人差し指・中指で鉛筆を摘んで動かす動き
②薬指・小指の安定

の2つが必要になります。

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手の発達において、薬指・小指の安定性は大変重要です。

これらの安定性を育むためには、手をついて体を支える動きや、手でギュッと握る動きが大切になってきます。
手をついて踏ん張る活動に取り入れてみましょう
書くときに欠かせない、手全体を支える力を育みたいときに出来る遊びって?の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
手押し車やトンネル、キャタピラ、拭き掃除など、お家で出来る遊びを取り入れてみましょう 手をギュッと握る活動も取り入れてみましょう
書くときに欠かせない、手全体を支える力を育みたいときに出来る遊びって?の画像2 クリックすると別画面で開いて拡大できます
鉄棒や綱引き、
お母さんお父さんの腕にしがみつく、
などギュッと力を入れるような遊びも効果的です。

お子さんが楽しんで取り組める範囲で、取り入れてみましょう。
ワンポイント
書くときの姿勢にも気をつけてみましょう。 よい姿勢は、より上手に力をいれやすくなります。 背中を椅子につけたり、足を床につける、足が床につかない時は足台を置いてあげる、など工夫してみましょう。
ほかの工夫
監修者
高畑 脩平 先生
白鳳短期大学 リハビリテーション学専攻 作業療法学課程 講師 奈良教育大学特別支援教育研究センター 研究員 奈良県障害者総合支援センター 作業療法士
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