字を丁寧に書けない

文字を丁寧に書くためには、「とめる:STOP」「はらう:力加減」「はねる:運動方向の切り替え」が大切です。これらの動きを行うには、鉛筆を動かしている運動感覚を手で捉えられることが重要になってきます。

運動感覚を捉えやすくし、文字を丁寧に書くためのポイントをご紹介します。

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指先の動きがスムーズになり、鉛筆を安定して持てるようになると丁寧に書くことができるようになってきます。身近なものを使って握ったり指先をスムーズに動かしたりする練習をしましょう。
ルール・準備物
新聞紙、にぎる部分のある大きいスタンプ、折り紙
【新聞紙まるめ】 新聞紙をくしゃくしゃにして、両手で丸めていきましょう
指先を思い通りに動かすことが難しいのかな?と思ったときは…の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
「ボールをつくろう」「どっちが大きなボールをつくれるかな?」など、お子さんと楽しく遊びながら取り組むのが良いでしょう。
【折り紙】ジャバラにおる動作を入れてみましょう
指先を思い通りに動かすことが難しいのかな?と思ったときは…の画像2 クリックすると別画面で開いて拡大できます
ワンポイント
ジャバラに折るのは、力加減が苦手な場合上手にできないことが多いです。苦手なことを淡々と練習するのは、なかなか取り組む意欲を引き出せないので、「紙鉄砲をつくろう!」「ハリセンで遊ぼう!」など、作った先に楽しい遊びがあるような、道具作りの一貫として取り組むと良いでしょう。他にも、アイロンビーズを作ってみたり、粘土遊びなども良いでしょう。
ほかの工夫
監修者
高畑 脩平 先生
白鳳短期大学 リハビリテーション学専攻 作業療法学課程 講師 奈良教育大学特別支援教育研究センター 研究員 奈良県障害者総合支援センター 作業療法士
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