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ひらがなや漢字を正しく書けない
文字を正しく書くためには、①紙(マス)の空間を的確に捉えること②記憶している文字のイメージをもとに書き表すこと、などが必要になります。
また文字を記憶するためには、視覚(文字を見る)、聴覚(文字の音を聞く)の他に、鉛筆を動かす運動感覚を合わせる必要があります。
このうちどれかが苦手だと、文字を正しく覚えて書くことが難しくなります。
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「漢字の一部を間違える」「思い出せない」「他の漢字と混同してしまう」などが、漢字のよくあるお悩みです。そんなときは、漢字をパーツに分解したカードを使って覚える練習をやってみましょう。
ストーリーは、最初大人がいくつか作って見本を示しましょう。
そのあと、できそうであればお子さんに考えてもらいます。自分で考えたストーリーだと、お子さんも覚えやすいかもしれませんね。
そのあと、できそうであればお子さんに考えてもらいます。自分で考えたストーリーだと、お子さんも覚えやすいかもしれませんね。
ワンポイント
漢字を「何度も書く」ことで勉強した大人もたくさんいらっしゃるかと思います。しかし、運動感覚を捉えにくいお子さんの場合、鉛筆で文字を書く動作では身体にその感覚が入りにくく、何度書いても覚えられず「どうしてできないんだろう」と失敗した体験だけが積み重なってしまうことも少なくありません。iPadなどを使って指で直接書く(指先の触覚を使う)、「‘な’の字は‘横、縦、ちょん、縦棒からくるっとまわす’」など、歌やリズムで順序立てる(聴覚を使う)など、お子さんが捉えやすい感覚を使った学習から始めていくと良いでしょう。
ほかの工夫
監修者
高畑 脩平
先生
白鳳短期大学 リハビリテーション学専攻 作業療法学課程 講師
奈良教育大学特別支援教育研究センター 研究員
奈良県障害者総合支援センター
作業療法士
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