ドアや机に体をぶつけることが多い

わざとじゃないのに人やモノにぶつかってしまう。注意しても変わらない。もしかすると、人やモノとの距離感がつかみにくいのかもしれません。

子どもたちは、遊びを通して自分の体の大きさや自分と人やモノとの距離感をつかんでいきます。

体を楽しく動かしながら学んでいきましょう。

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そんなときは、一緒にかくれんぼをしてみましょう。環境(人やモノ)と関わる中で距離感が掴めてくると、狭いところを見て、これなら寝転んだら入れるかも、横向いたら、この隙間に入れるぞなど、見て判断できる様になってきます。
隠れられる場所を一緒にさがしてみましょう
モノと自分の距離感がつかめていないとき、どんな遊びをすると良い?の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
「これなら寝転んだら入れるかも」
「横向いたら、この隙間に入れるかも」など、考えながらかくれる場所を一緒に探してみましょう。
空間を見て、自分の身体が入るかどうか、イメージしていく練習になります。

お家の中からはじめてみるのも良いでしょう。

また、かくれんぼだけでなく高鬼の遊びも自分自身の身体のイメージと空間の距離を掴んでいく練習になるでしょう。
ワンポイント
園や学校で、長椅子に複数名で座る機会も「ここならもう1人はいれるかな」「わたしは入れるかな」と考えたり経験する良い機会でしょう。電車の中の座席や、バスの座席でも学ぶ機会になりそうですね。
ほかの工夫
監修者
高畑 脩平 先生
白鳳短期大学 リハビリテーション学専攻 作業療法学課程 講師 奈良教育大学特別支援教育研究センター 研究員 奈良県障害者総合支援センター 作業療法士
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