手先が不器用 /握り持ちしてしまう
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日常生活において、手で物を操作することを考えてみると、親指、人指し指、中指の3指を使っていることがほとんどです。スプーンにボタン、鉛筆、財布からお金を取り出すとき…。みんな最初は握り持ちをしていました。どんな過程を経て3指持ちになるのでしょうか。遊びの中で子ども達は手先の力も発達させていきます。
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手先を使った遊び、ボタンはめや靴下といった生活動作、お手伝いにもたくさん3指を使う活動が含まれています。
レタスをちぎってもらったり、卵の殻むき、マメを鞘から取り出すなど手伝ってもらうのもいいですね。
大好きなおやつをタッパーに入れて、食べるときに自分でふたを開けてもらうのも良いでしょう。
お子さんが楽しく自分から取り組みたくなるような機会をつくっていきましょう。 新聞やチラシ、読まない雑誌などを思いっきりちぎってみましょう。紙吹雪にするのも楽しいかもしれませんね。
お子さんにとって「楽しい」は何よりも取り組む動機になります。お片づけも競争など工夫しながら遊んでいきましょう。
ワンポイント
3指を使った運動は、本人の動機を大切にした演出や環境で行いましょう。楽しくやることがコツです!
大好きなおやつをタッパーに入れて、食べるときに自分でふたを開けてもらうのも良いでしょう。
お子さんが楽しく自分から取り組みたくなるような機会をつくっていきましょう。 新聞やチラシ、読まない雑誌などを思いっきりちぎってみましょう。紙吹雪にするのも楽しいかもしれませんね。
お子さんにとって「楽しい」は何よりも取り組む動機になります。お片づけも競争など工夫しながら遊んでいきましょう。
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高畑 脩平
先生
白鳳短期大学 リハビリテーション学専攻 作業療法学課程 講師
奈良教育大学特別支援教育研究センター 研究員
奈良県障害者総合支援センター
作業療法士
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