火遊びをしてしまう

火に近づいて触ろうとしたり、いろいろなものを燃やそうとしたりするなど、火に興味を持つ場合は、火を怖いと感じていないのかもしれません。遊び道具として好ましいものを選んで、活動に取り組めるように支援しましょう。

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遊びや一人でやる暇つぶしのバリエーションが少ない場合は、そのバリエーションを増やしてあげましょう。
ルール・準備物
厚紙とペン、カメラ、コピー機
1 自由時間にお子さんが取り組む活動をカードに記入して、余暇活動カードを作成します
手持ち無沙汰で火遊びを選んでいるのかな?と感じたら…の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
カードはお子さんの状態に合わせて、文字だけにしたり、イラスト付きにしたりしましょう。
また、遊ぶ道具を写真にとって印刷してもよいでしょう。
(例)オセロ、トランプ、ゲーム、DVDを見る、本を読む、おもちゃで遊ぶ、塗り絵等
2 お子さんが暇な時間になったら、カードを見せて「何する?」と聞いてみましょう
手持ち無沙汰で火遊びを選んでいるのかな?と感じたら…の画像2 クリックすると別画面で開いて拡大できます
ワンポイント
選択肢をあらかじめ提示することで、お子さんが考える遊びを限定することができます。遊びや暇つぶしのは場を広げるためには大人もその遊びや暇つぶしをお子さんに提案したり一緒にやってみることが必要です。とくに一人でできる遊びを中心に提案してあげると良いですね。また、あらかじめスケジュールに余暇活動の内容ごと組み込んでいくと、手持無沙汰な瞬間が減ってより良いでしょう。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
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