何度注意しても危険な場所に行ってしまう

大人が危ないと思っても、平気な顔して行ってしまうことってありますよね。
その都度「ダメ!」と注意する以外にどんな対策があるか探してみましょう。
3724
view
「ダメなものはダメ」という理由はお子さんは納得しにくいものです。
『危ない』という言葉が抽象的でイメージしにくいのかもしれません。
具体的にどんなことが起こり得るのか、伝えてあげましょう。
「いろんな車を見たいと思って、駐車場に一人で行ったら、車にひかれちゃうかもよ。
もし、ひかれちゃったら病院で寝たきりだから、お家にも帰れないし、大好きなゲームもできないよ。」
など、その後に起こるかもしれない出来事のなかで、お子さん本人が「起こってほしくないな」と思うことを具体的に伝えましょう。
言葉だけだとイメージしにくいので、絵本をつかったりイラストを書いて伝えるとより良いでしょう。 例えば
車を見たいときは
①お母さんに言う
②お母さんが「いつ行くか」を言う
③お母さんと一緒に駐車場へ行く
④手を繋いで車を見る
⑤決められた時間になったら帰る
また、ルールを見える化するのもよいでしょう。
ワンポイント
必要以上に怖がらせたり、誇張する必要はありませんが、なぜ危険だと大人が思っているのかを伝えましょう。
また、「そうなるとお母さん悲しいな」など気持ちを伝えることに加えて、お子さん本人の視点にたち「こうなったら嫌だな」という想定される出来事もしっかり伝えてあげましょう。
『危ない』という言葉が抽象的でイメージしにくいのかもしれません。
具体的にどんなことが起こり得るのか、伝えてあげましょう。
もし、ひかれちゃったら病院で寝たきりだから、お家にも帰れないし、大好きなゲームもできないよ。」
など、その後に起こるかもしれない出来事のなかで、お子さん本人が「起こってほしくないな」と思うことを具体的に伝えましょう。
言葉だけだとイメージしにくいので、絵本をつかったりイラストを書いて伝えるとより良いでしょう。 例えば
車を見たいときは
①お母さんに言う
②お母さんが「いつ行くか」を言う
③お母さんと一緒に駐車場へ行く
④手を繋いで車を見る
⑤決められた時間になったら帰る
また、ルールを見える化するのもよいでしょう。




井上 雅彦
先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授
公認心理師
専門行動療法士
自閉症支援士エキスパート
LITALICO研究所 客員研究員
当サイトに掲載されている情報、及びこの情報を用いて行う利用者の行動や判断につきまして、正確性、完全性、有益性、適合性、その他一切について責任を負うものではありません。また、掲載されている感想やご意見等に関しましても個々人のものとなり、全ての方にあてはまるものではありません。
