宿題をやらない

宿題をやらない子どもに、いつも口うるさく叱ってしまう…。みんなこんなにやらないもの?宿題を生活の中に取り入れられるようになる工夫をお伝えします。

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学習に苦手意識がありながら宿題をやり切るのはとても難しいことです。

学校からの宿題も、家庭では量を減らしてあげたり、先生と相談し難易度を変えてもらうこともいいでしょう。

また、「全部じゃなくてこれだけ頑張る」とお子さんと決めるのも方法の1つです。

1回に解く量を分割しましょう
苦手なことが多くて取り組むのにも一苦労…そんなときに出来る工夫は?の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
プリント1枚ではなく2問解いて休憩、などを繰り返しましょう。
宿題の中から、何をどれくらい頑張るか最初に決めましょう
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取り組む問題に〇印をつけるなど工夫をして、わかりやすくしてあげましょう。

途中で問題量を増やす場合は必ずお子さん本人と相談して決めましょう。
宿題の難易度について、担当の先生と相談してみましょう 問題がわからない時にどうすればいいのか、を具体的に確認することも必要です
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分からない時は問題を飛ばす、先生にきく、などお子さんと決めましょう。

空欄を作れない完璧主義なお子さまは特に、事前に伝えてあげ、ルールをどこかに書いてあげるのもいいでしょう。
ワンポイント
「ちゃんとできた!」という気持ちが、継続的に取り組む上での土台になります。 最初から完璧を目指すよりも、今出来る量や難易度を見極めて少しずつ取り組んでいきましょう。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
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