テストの結果を保護者に見せない

答案用紙が、ランドセルや机の奥からごっそり出てきてびっくり…!テストを見せてくれないのはどうして?

点数で結果がはっきり見えるテストは良い面もありますが、ストレスになりやすい部分もあります。

そんなときの、テストの向き合い方をお伝えします。

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怒られるから見せたくない、「結果は?」と聞かれると余計出しにくい…。

お子さんには「出したくない理由」がきっとあるはずです。

大人の「こうしてほしい」という気持ちだけではなく、お子さんの気持ちも聞いて、お互いに無理のない報告方法を決めましょう。
保護者は「怒るために結果を知りたいわけではない」ということを明確に伝えましょう
子どもの「見せたくない理由」を聞いたら、大人はどんな風に対応する?の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
「頑張りを知りたいだけ」が目的だとお子さんに伝えてみましょう。

「点数で期待に答えられないと、怒られる、嫌われる」という恐怖心や不安な気持ちを解消していきましょう。
  
 
お子さんの気持ちも聞いてみましょう
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保護者が率先して「怒るつもりではない」と伝え、安心してもらった後に、お子さんの気持ちを聞いてみましょう。
話合いをして、お互いにとって無理のない報告方法を決めましょう
子どもの「見せたくない理由」を聞いたら、大人はどんな風に対応する?の画像3 クリックすると別画面で開いて拡大できます
「良くできたいと思う科目だけでいい」
「直接じゃなくても、机に置いてくれたらいい」
「テストの話は翌日に持ち越さない」

など、ストレスを感じるような部分を省いてあげることも大切です。
ワンポイント
保護者自身が事前にお子さんと約束したことを、ちゃんと守ることが大切です。 安心感を積み重ね、テスト結果に関する信頼関係を築けたら、また時期をみて報告方法を変えるのもいいでしょう。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
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