授業中、席を離れる

授業中、席を離れて立ち歩いたり、教室を出て行ったりすることはありませんか。家でできること、学校にお願いできることをご紹介します。
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- 教室の席についたとき、掲示物や外の音が気になってしまうのかな…そんなときは
- 席を離れるときのマナーや、先生への発信方法を知らずに勝手に動いてしまうのかな?そんなときは…
- 自分なりのクールダウンで席を離れているのかも…そんなときに出来る工夫は?
教室の掲示物、窓の外からの景色や音、廊下を通る先生など、目にはいるもの・耳には入るものが、とても気になることがあります。
集中していないから気になるのではなく、目や耳からの情報を取り入れやすいから集中しづらいのです。
このような様子が見られるときは、教室の環境を変えると集中しやすくなるので、学校の先生にお願いしてみましょう。
目や耳から入るものが気になってしまうことを伝え、
・本棚に目隠し、雑音を減らす工夫ができるか
・机や椅子の足にテニスボールをつけて、机や椅子を引きずる音少なくする
など出来ることがないか相談してみましょう。 ・お互いに刺激しあってしまう子ども同士の距離をとってもらう
・廊下、まどの外が気になる子どもの場合も、外が気にならない位置へ変更
など、可能かどうか先生に相談してみましょう。 席の配慮が必要なお子さんは、クラスに他にもいるかもしれません。
まずは相談して、出来る範囲で協力してもらえるといいですね。
ワンポイント
学校の環境によって、できること・できないことがあります。
先生が対応しやすいよう、具体的に相談してみましょう。
集中していないから気になるのではなく、目や耳からの情報を取り入れやすいから集中しづらいのです。
このような様子が見られるときは、教室の環境を変えると集中しやすくなるので、学校の先生にお願いしてみましょう。
・本棚に目隠し、雑音を減らす工夫ができるか
・机や椅子の足にテニスボールをつけて、机や椅子を引きずる音少なくする
など出来ることがないか相談してみましょう。 ・お互いに刺激しあってしまう子ども同士の距離をとってもらう
・廊下、まどの外が気になる子どもの場合も、外が気にならない位置へ変更
など、可能かどうか先生に相談してみましょう。 席の配慮が必要なお子さんは、クラスに他にもいるかもしれません。
まずは相談して、出来る範囲で協力してもらえるといいですね。




井上 雅彦
先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授
公認心理師
専門行動療法士
自閉症支援士エキスパート
LITALICO研究所 客員研究員
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