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授業中、座っていられず席を離れる
お子さんが授業中、そわそわして座っていられず席を離れて立ち歩いたり、教室を出て行ったりすることはありませんか。ADHD(注意欠如多動症)の多動性や、ADHD(注意欠如多動症)やASD(自閉スペクトラム症)の特性である感覚過敏などが背景になっていることもあります。家でできること、学校にお願いできることをご紹介します。
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イライラしたり、どうしても我慢ができない時に教室から飛び出す子どももいます。
無理やり教室に引き止めるとパニックを起こす場合もありますので、理由を本人に聞き、適切なクールダウンのスキルに変えていけるようサポートしましょう。
自分から言えない場合は、「●●だから?」と大人の方で推測してお子さんに聞いてみます。
(例)
・トイレにいきたいから
・水を飲みたいから
・問題が難しいから
・後ろの子にちょっかいを出されるから
(例)
・問題が分からない時→「分かりません」
・水が飲みたい時→「お水飲んできていいですか」
先生へ話しかけるタイミングを教えることも大切です。
先生が全体へ向けて話をしているときよりも、机の周りを歩いているときに呼び止める方が良いことを教えましょう。
そして、その場所をカードにして子ども自身が持っておき、
教室から飛び出す前に子どもから先生に渡せるとより良いかもしれません。
無理やり教室に引き止めるとパニックを起こす場合もありますので、理由を本人に聞き、適切なクールダウンのスキルに変えていけるようサポートしましょう。
(例)
・トイレにいきたいから
・水を飲みたいから
・問題が難しいから
・後ろの子にちょっかいを出されるから
(例)
・問題が分からない時→「分かりません」
・水が飲みたい時→「お水飲んできていいですか」
先生へ話しかけるタイミングを教えることも大切です。
先生が全体へ向けて話をしているときよりも、机の周りを歩いているときに呼び止める方が良いことを教えましょう。
そして、その場所をカードにして子ども自身が持っておき、
教室から飛び出す前に子どもから先生に渡せるとより良いかもしれません。
ワンポイント
お子さんの安全確保や先生の負担を減らすためにも、事前に場所を決めておきましょう。 また、飛び出す前にカードを渡す、という動作が将来的には「ちょっと外いってきますね」など社会人として働く際に断りを入れる動作に繋がっていきます。 先生には、子どもがカードを出したら引き止めずに行かせてあげるよう、相談してみてください。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦
先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授
公認心理師
専門行動療法士
自閉症支援士エキスパート
LITALICO研究所 客員研究員
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