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やることに優先順位をつけられない
いつもやるべきことよりも、その時にやりたいことを思いついたように取り組んでしまったり、途中で投げ出してしまったりする……。そんなときは、「優先順位の整理の仕方」に注目しましょう!
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優先順位をつけることで、突発的な事が起こったときにも、「まずやらなければいけないこと」を完了させることができるようになります。あらかじめ優先順位を整理して見えるようにしておくことで、お子さんのやることを明確にしていきましょう。
ふせんを貼る作業はお子さんに任せるなど、「一緒に決めている」と感じられるような進め方を心がけましょう。
一度、お子さんがやりたいことや、やったほうがいいかな?と思っていることも全て書き出し、そこから整理することでお子さんの理解も整理されやすく、また納得しやすくなる場合もあります。
反対に、一度書き出してしまったことで「出来るものだ」と思い込み、「どうしてこの活動は表に移さないの?」と混乱してしまう場合もあるかもしれませんね。
お子さんの理解に合わせて、整理しやすい方法を選びましょう。 3 「やること表」をお子さんの見やすいところに貼ります 「上から1個ずつ順番にやろうね」と声掛けをします。
決められた時間になったら次のやることに移れるように「8時半になったら歯磨きするよ」など声をかけましょう。
ルール・準備物
ふせん
1
時間帯に合わせて活動を書き出します
2
お子さんの好きな活動や、やりたいことも全て書き出したら「やること表」に活動を移動していきます
やるべきことから順に、大人がリードしながら表に移していきましょう。ふせんを貼る作業はお子さんに任せるなど、「一緒に決めている」と感じられるような進め方を心がけましょう。
一度、お子さんがやりたいことや、やったほうがいいかな?と思っていることも全て書き出し、そこから整理することでお子さんの理解も整理されやすく、また納得しやすくなる場合もあります。
反対に、一度書き出してしまったことで「出来るものだ」と思い込み、「どうしてこの活動は表に移さないの?」と混乱してしまう場合もあるかもしれませんね。
お子さんの理解に合わせて、整理しやすい方法を選びましょう。 3 「やること表」をお子さんの見やすいところに貼ります 「上から1個ずつ順番にやろうね」と声掛けをします。
決められた時間になったら次のやることに移れるように「8時半になったら歯磨きするよ」など声をかけましょう。
ワンポイント
優先順位を親子で一緒に決めて取り組みましょう。最初の内は、取り組む活動を少なめにして「優先順位通りに最後まで終わらせることができる」という経験を積んでもらうといいですね。また、親御さんが「やって欲しい」と思っていることとお子さんが「やりたい」と思っていることのズレも浮かび上がってくるので、お互いにとってストレスを少なくすることもできますね。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦
先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授
公認心理師
専門行動療法士
自閉症支援士エキスパート
LITALICO研究所 客員研究員
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