すぐ迷子になる

買い物中に気づいたらはぐれてしまい、探しに行くことがたびたびある……迷子にならないために、また迷子になったとき、どうすれば良いでしょうか。

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一人でお出かけができるよう練習をしているときは、

自分で目的地に行けるよう、地図アプリの使い方や道の尋ね方を覚えていきましょう。
ルール・準備物
地図アプリの入ったスマートフォン
1 大人と一緒に何度か目的地まで歩き、道を確認しておきましょう
いざ、子ども1人で外出にチャレンジするときに用意しておきたいことはの画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
そのときに、目印となる建物やお店がないか、一緒に確認しておきましょう。 2 目的地までの道のりに慣れてきたら、1人で挑戦してみましょう
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道順を箇条書きにしたものと地図を持って1人で行ってみましょう。

地図や道順は、お子さんの理解しやすい方法で書いてあげると良いでしょう。
3 スマートフォンの地図アプリの使い方を伝えてみるのも良いでしょう
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スマートフォンなどを使う方が理解しやすい場合もありますよね。

地図アプリの使い方を教えて、音声案内に従って目的地に行く練習をしてもよいでしょう。
4 途中で道が分からなくなったら、周囲の人に聞く練習もしておきましょう 「すみません、●●にはどうやっていけばいいですか?」と聞けるように練習しましょう。

「道がわかりません」とだけ言えれば、相手は必ず「どこに行きたいの?」と聞いてくれます。

自分で言葉を考えたり、長文のフレーズを言うのが難しいときは、「道がわかりません」だけ覚えるのも良いでしょう。

そして、「『どこ』と言われたらこのカードを見せる」なども良いでしょう。
ワンポイント
地図や道順の見方に慣れるまでは、 お子さんに道案内してもらい、一緒にでかけるようにするのもよいでしょう。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
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