スプーンをうまく使えない

スプーンの持ち方はお子さんによって様々です。遊びの中でスプーンの操作に必要な要素を取り入れていきましょう。

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お子さんが食物を手で掴んで遊でいることや、手づかみ食べも、「食べる」ための手の機能の発達に必要なプロセスです。
ルール・準備物
お菓子や食事(温度調節されたもの)
1 手で食物を掴んで食べるのも、見守ってあげましょう
「手づかみ」の時期は、大人はどう見守ればいい?の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
手づかみ食べを通して手の機能が発達していきます。

スプーンを持たせても、食べにくそうにして結局、手づかみしてしまう場合は、まだ手づかみ食べが必要な時期だという可能性もあります。

食事は楽しい時間でありたいですね。
汚れても良い環境を作り、色んな食材に触れる機会を作りましょう。
2 指先でつまんで食べてみよう
「手づかみ」の時期は、大人はどう見守ればいい?の画像2 クリックすると別画面で開いて拡大できます
つまむのが苦手でも大好きなおやつならつまみたくなるかもしれません。たまごボーロなど小さなものを指先でつまんだり、引っ張ったり、つぶしたり、転がしたりすることで、親指、人指し指、中指を使った動きが発達します。 3 大きいもの、長いものを食べてみよう
「手づかみ」の時期は、大人はどう見守ればいい?の画像3 クリックすると別画面で開いて拡大できます
おやつの時間に、
スティックパンやバナナ、赤ちゃん煎餅など、持ち続けながら食べるおやつを少しだけ増やしてみてもいいでしょう。

手の中での操作する力が育ちます。

ほかの工夫
監修者
松村 エリ 先生
作業療法士 フリーランス
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