スプーンをうまく使えない

スプーンの持ち方はお子さんによって様々です。遊びの中でスプーンの操作に必要な要素を取り入れていきましょう。

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1 支える力を育てる遊びをしよう
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握り持ちから3指持ちに移行するには、それぞれの指の分離した動きが必要になります。 

小指と薬指側は固定に使われるので、固定する力を育てることが大切です。

赤ちゃんのときのハイハイは、この固定する力を育てています。

トンネルや机の下などにもぐって遊ぶのも良いでしょう。
2 雑巾がけ
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3 手押し車やお相撲
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4 指先を使う遊びをしよう
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握り持ちから3指持ちに移行するには、手指の分離した動きが必要になります。
親指、人差し指、中指は道具の操作に使われます。

私たちは、
スプーン、お箸、鉛筆、鍵をあける、など全ての操作において、この3指を使用しています。
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紙、綿、アルミホイル、粘土、ゴム等など色々な素材を使って、つまんだり、ちぎったりする遊びを取り入れてみましょう。 5 お手伝いの中で指先をつかう機会を増やしてみましょう
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草むしり、洗濯ばさみ、レタスをちぎる、ゆで卵や、たまねぎの皮むき、マメを鞘から出すなど、お手伝いの中にも指先を使う機会がたくさんあります。

お子さんの興味や関心に合わせて挑戦する機会を持ちましょう。
ワンポイント
どの遊びも、「きちんと出来る」必要はありません。 多少姿勢が崩れていたり、失敗しても構わないので お子さんが興味をもって楽しくできることを日常生活に取り入れてみましょう。
ほかの工夫
監修者
松村 エリ 先生
作業療法士 フリーランス
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