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食べ物で遊んでしまう
食べ物をぐちゃぐちゃにしたり、放り投げたりするなどして食事中に遊んでしまうことはありませんか?遊んでしまう理由を考えてみましょう。
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食べ物で遊んだり投げてしまったりするのは、お子さんがいろいろな気持ちをうまくいえず、もやもやしているからかもしれません。そんなときに「食べ物で遊ぶ」のではなく、カードや言葉で表現できるように助けてあげましょう。
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食事中にありそうな気持ちを紙に書き、それを表した絵をつけたカードをつくります
・おいしくない
・おなかがいたい
・おなかいっぱい
・もういらない
・きらい
・食べたくない
とくに、このような拒否の意思表示のカードを用意してみるのもいいですね。
2 たとえば、食事中にお子さんに「おいしいね」と言いながら「おいしい」のイラストを指差します そして「○○くんは、どう?」とお子さんに今の気持ちを選んでもらいます。
大人が率先してカードをつかった意思表示のモデルを示しておくと、お子さんもカードを使いやすくなるでしょう。
文字が読める場合は文字だけでも良いでしょう。
3 何度か聞くなかで、「おなかいっぱい」「おいしくない」のカードを指すようになったら、食器を下げます。 自分の気持ちを言えずに食べ物で遊んでしまっている場合、「別の方法で伝わった!」という経験をつくっていくことが重要です。
例えば、苦手な食べ物があったとき、投げずとも、首を横に降る、いやだのカードを使用するなどで苦手な食べ物が減った、という経験を重ねていくと「これで伝わるんだ!」と学び、投げるというサインが減っていく場合もあります。
嫌いや飽きたなどの場合は、無理のない範囲で「教えてくれてありがとう、あと一口でおしまいにしようか」など少しだけ交渉をしてお子さんに取り組んでもらうのも一つですね。
満腹の場合と対応を分けていくことも大切です。
・おなかがいたい
・おなかいっぱい
・もういらない
・きらい
・食べたくない
とくに、このような拒否の意思表示のカードを用意してみるのもいいですね。
2 たとえば、食事中にお子さんに「おいしいね」と言いながら「おいしい」のイラストを指差します そして「○○くんは、どう?」とお子さんに今の気持ちを選んでもらいます。
大人が率先してカードをつかった意思表示のモデルを示しておくと、お子さんもカードを使いやすくなるでしょう。
文字が読める場合は文字だけでも良いでしょう。
3 何度か聞くなかで、「おなかいっぱい」「おいしくない」のカードを指すようになったら、食器を下げます。 自分の気持ちを言えずに食べ物で遊んでしまっている場合、「別の方法で伝わった!」という経験をつくっていくことが重要です。
例えば、苦手な食べ物があったとき、投げずとも、首を横に降る、いやだのカードを使用するなどで苦手な食べ物が減った、という経験を重ねていくと「これで伝わるんだ!」と学び、投げるというサインが減っていく場合もあります。
嫌いや飽きたなどの場合は、無理のない範囲で「教えてくれてありがとう、あと一口でおしまいにしようか」など少しだけ交渉をしてお子さんに取り組んでもらうのも一つですね。
満腹の場合と対応を分けていくことも大切です。
ワンポイント
お子さんがカードで気持ちを表現できたら、その気持ちに応える行動を返すことで、「気持ちを表現したら応えてもらえる」と気付いてもらいましょう。また、カードで気持ちを選べたら思いっきりほめてあげることで、楽しい気持ちでカードを使えるようにしましょう。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦
先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授
公認心理師
専門行動療法士
自閉症支援士エキスパート
LITALICO研究所 客員研究員
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