食事中に人の食べ物をとってしまう

他のお友達の食べ物に手を出してしまったり、自分が食べ終わったときに、ほかの人の食べ物を食べてしまう……そんなときの解決のヒントを紹介します。

3160 view

他の誰かのと分かっていても、好物は食べたくなってしまうもの。お子さんにとって「特別感」を出すのも1つです。
お子さんの食事にだけ、旗のついた爪楊枝やキャラクターアイテムをさしておく
「自分の分だけ」に注目して、他人のお皿に興味が向かないようにするための工夫は?の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
「◎◎くんのは旗がついてていいね」など、声をかけましょう。
「旗がついているお皿だけだよ」と限定をするような声かけには「減らされた、少ない、これだけ」と感じるかもしれませんね。できるだけ自然に前向きなフレーズで指定してあげると良いでしょう。
特に好きなおかずは、数を多く見せたり、大きく見せるなど、見え方の工夫をしてみる
「自分の分だけ」に注目して、他人のお皿に興味が向かないようにするための工夫は?の画像2 クリックすると別画面で開いて拡大できます
実際の量はいつもとかわらなくても、お皿を小さめにしてみたり厚みを変えてつくったり、盛り付けに工夫をして量がたくさんあるように見せたり、とお子さんからの見え方を工夫してみるのもよいでしょう。

「こっちの方が多いから、ぼくはこっちがいい!」と感じたり、「これで十分だ」と思えるような工夫になるといいですね。
ほかの工夫
監修者
高畑 脩平 先生
白鳳短期大学 リハビリテーション学専攻 作業療法学課程 講師 奈良教育大学特別支援教育研究センター 研究員 奈良県障害者総合支援センター 作業療法士
当サイトに掲載されている情報、及びこの情報を用いて行う利用者の行動や判断につきまして、正確性、完全性、有益性、適合性、その他一切について責任を負うものではありません。また、掲載されている感想やご意見等に関しましても個々人のものとなり、全ての方にあてはまるものではありません。
『身辺自立』TOPへ戻る >