食べ物をこぼしたり、机や服を汚してしまう

食事のとき、お子さんが食べ物をこぼしたり、服を汚してしまうことはありませんか?いくら注意してもなかなか直らない……そんなときは、手先の使い方(スプーンの使い方など)、食器の扱い方などがうまくなると食べこぼしが減るかもしれません。

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椅子の大きさや高さがお子さんの身体に合っていないと、身体が動いてしまったり、まっすぐ座れなかったりします。椅子の高さを調整したり、調節できない椅子の場合は足台を用意するなど少し工夫してお子さんが座りやすいようにしましょう。
いすが子どもの身体にあっているかチェックしてみましょう 足の裏は床や踏み台についていますか?
机は胸より低い位置になっていますか?

大きすぎる椅子ではありませんか?椅子の高さを調整したり、子ども用のいすを用意したりしましょう。
食事中の環境をもういちどよくみてみよう!の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
椅子が高くて座った時に床に足がつかない場合は、足台を用意しましょう。椅子が低い場合は、座布団などで調整しましょう。
ワンポイント
器を手に持ったり手で支えたりするためには、姿勢よく座れることが大切です。姿勢が悪い場合は、まずは姿勢よく座れるよう、体幹を鍛えたり、イスや机の高さを調整したりしましょう。また一度にすくう量が口の大きさに合ってない場合もあるでしょう。スプーンを小ぶりにするなど工夫してみましょう。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
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