活動の切り替えができない

お片づけの時間なのにひとり遊び続けてしまったり、テレビを見始めると食事や支度などやるべきことに移れなかったり……。切り替えられるようになるヒントをお伝えします。

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お子さんに自分で「おしまいのタイミング」を決めてもらいます。

いつ「おしまい」にするかを子ども自身が考えることで、約束を守りやすくなります。
1 おしまいにするよう声をかけてもやめないときは伝え方を変えてみましょう
自分でおしまいのタイミングを決めよう!の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
「長い針がいくつまでやるか教えて」と時計を見せながら聞いてみましょう。

「30分後!」「1時間後!」と長すぎることのないよう、
子どもが決められる時間は、予め大人がコントロールします。

2分後や5分後を指差して「長い針が、3と4 どっちにする?」と聞くと良いでしょう。
2 時計以外でも、時間を考えてもらう方法はいくつかあります
自分でおしまいのタイミングを決めよう!の画像2 クリックすると別画面で開いて拡大できます
「本を読み終わったら」
「つみきをあと3つやったら」

など「いつ」おしまいにするか子ども自身に考えてもらいましょう。

時計を指差すときと同様、子どもがおしまいにする時間を大人がコントロールできるよう選択肢をいくつか伝えましょう。
ワンポイント
自分で決めたタイミングで終わりにすることができていたらたくさんほめてあげましょう。 ほめてあげることで「また約束守ろう!」という気持ちが出てきます。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
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