視線が合わない・人の顔を見ない

なんだか目が合わないなと思う、アイコンタクトが無いと指摘された…
そんなときは、無理やり顔を大人に向けるのではなく、一緒に笑い合えるような楽しい経験をたくさん増やしましょう

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クイズに答えるために目線を使うような遊びをしてみましょう。
何か伝えたい時に、目線を使うという事を学べると良いでしょう。
ルール・準備物
お子さんに親しみのあるアイテム(いつも遊んでいるおもちゃなど)
1 大人からクイズを出題しましょう
目線に注目することが少ないと感じるときに、やってみたい遊びは?の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
2つのおもちゃをお子さんのの前に置きます。
「今からクイズを出します、ママが見た方のおもちゃをとってください」と言いながら、1つのアイテムに目線を送ります。

お子さんが正しい方を選べたら「ママの目、ちゃんと見てたね!」とほめてあげましょう。
お子さんが迷っている場合は、目線だけでなく指さしをしたり、そのアイテムを触ってヒントをだしましょう。
大人が、自分の目のまわりをトントンと指さして「目、見て」と合図を送るのも良いでしょう。
2 お子さんへのヒントを変えていきましょう
目線に注目することが少ないと感じるときに、やってみたい遊びは?の画像2 クリックすると別画面で開いて拡大できます
指差しや、おもちゃを触ってヒントを出すのを少しずつ変えていきましょう。

目線だけでなく身体をおもちゃの方に向ける、頭をオーバーに動かしながら目線を送る、など顔周りに注目できるようなヒントに変えていきましょう。
3 最後は目線だけでヒントを送ってみましょう
目線に注目することが少ないと感じるときに、やってみたい遊びは?の画像3 クリックすると別画面で開いて拡大できます
お子さんには「次は目だけで教えるね」と一言伝えてから、取り組みましょう。
そうする事で、お子さんは大人の目線に注目する意識がうまれるでしょう。

遊びのバリエーションを増やして楽しみながら取り組めるといいですね。
たとえば、3つの箱を用意し中身が入っている箱を目線や表情のヒントであててもらうなども1つです。

ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
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