視線が合わない・人の顔を見ない

なんだか目が合わないなと思う、アイコンタクトが無いと指摘された…
そんなときは、無理やり顔を大人に向けるのではなく、一緒に笑い合えるような楽しい経験をたくさん増やしましょう

4944 view

散歩や外出先で、珍しい物や変わったものを見た時が学びのチャンスです。

大人からの声かけで、お子さんが同じアイテムに注目できるよう練習してみましょう。
まず、お子さんと目を合わせ、名前を呼び「これ、見て」と声をかけましょう
「指定されたものを見る」からはじめたい、そんなときに出来る日常での声かけの工夫は?の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
お子さんの目線があってから始めます。
大人がお子さんと同じ目線の高さにかがんでおきましょう。

目があったら、「みてごらん」「これ、見て」と言いながら、大人が少し大げさにアイテムの方に顔を向けたり、目線を移します。

「指定されたものを見る」からはじめたい、そんなときに出来る日常での声かけの工夫は?の画像2 クリックすると別画面で開いて拡大できます
お子さんの目線が誘導しにくいときは、大人が手伝ってあげましょう
「指定されたものを見る」からはじめたい、そんなときに出来る日常での声かけの工夫は?の画像3 クリックすると別画面で開いて拡大できます
一緒に見れたら、「すごいね!首がながいね!」など楽しく会話をしましょう。

見れないときには、指をさしたり、お子さんの手をとってアイテムに向けたりと、目線を誘導してあげましょう。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
当サイトに掲載されている情報、及びこの情報を用いて行う利用者の行動や判断につきまして、正確性、完全性、有益性、適合性、その他一切について責任を負うものではありません。また、掲載されている感想やご意見等に関しましても個々人のものとなり、全ての方にあてはまるものではありません。
『発語・会話』TOPへ戻る >