「嬉しい」、「悲しい」など気持ちを表現することが難しい

「嬉しい」や「悲しい」など、お子さんが自分の気持ちを表現できたらいいのにな、と思うことはありませんか?

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お子さん自身が経験した写真を見ながら、「嬉しかったね」や「怖かったね」など、気持ちをくっつけてお話しましょう。
ルール・準備物
お子さんの思い出の写真と、表情画イラスト
1 お子さん自身が経験した写真を見ながら、「このとき嬉しかったね」や「怖かったね」などお話しましょう。
自分の気持ちを、その場で言えるようになるために…の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
最初はヒントとして表情画カードを選んでから答えるようにします。できるようになったら、カードをなくして、日常場面でも同じように話していきます。 2 お子さんの最近の思い出の写真を見ながら「これは楽しい?悲しい?」と聞いてみましょう。
自分の気持ちを、その場で言えるようになるために…の画像2 クリックすると別画面で開いて拡大できます
お子さんが迷っている場合や難しそうな場合には、大人が先に「ケーキ食べたのおいしかったね、嬉しかったね」と笑顔で言ってお手本を見せてあげましょう。 3 実際に感情が変化する場面で、お子さんに質問してみましょう 積み木のタワーが崩れたとき、「わー!倒れちゃった!どんな気持ち?」「嬉しい?悲しい?」と聞いてみましょう。
また、お子さんがニコニコしているときにも、聞いてみましょう。
ワンポイント
「悲しい?悔しい?」など差がわかりにくいものではなく、正反対の2つを選択肢にしてあげましょう。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
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