体調の悪さを訴えることが難しい

おなかが痛い、熱がある、といった体調の悪さに、お子さん自身が気づいているのに言えないときには、安心して助けを求めることができる環境や、伝えるときに補助となるアイテムが役立ちます。

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なんだか具合が悪そう…そんなとき、お子さんが言葉で詳細に「どこがどのように具合が悪いのか」説明することが難しい場合には、痛い場所を手でとんとんするように伝えましょう。
1 お子さんの具合が悪そうだなと感じたときは「どこか痛い?ここ?ここ?」と言いながら、頭やおなかをポンポンとタッチしてみましょう
言葉で自分の状態を伝えられない時期にできることは?の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
言葉で詳しく伝えることが難しくても、お子さんが痛いと感じている部分などが大雑把にでも分かっていると、病院に行ったときにも診察がスムーズになります。
ワンポイント
もし、「どこ?」という質問が難しい場合には選択式にしてあげるのも1つです。 腕とお腹を指しながら「うで?おなか?」と聞いてあげるのも、最初はいいかもしれません。 お子さんの出来ることに合わせて方法を変えていきましょう。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
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