体調の悪さを訴えることが難しい

おなかが痛い、熱がある、といった体調の悪さに、お子さん自身が気づいているのに言えないときには、安心して助けを求めることができる環境や、伝えるときに補助となるアイテムが役立ちます。

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お子さんが自分ひとりで抱え込まないようにするためには、「この人に言えば大丈夫」という安心する人がいることが大切です。
ルール・準備物
状況絵カード
状況絵カードを作ります
家以外だと、自分から発信できない…そんな時はの画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
状況絵カード「授業中お腹が痛くなった」を見てお子さんと一緒に考えてみましょう
家以外だと、自分から発信できない…そんな時はの画像2 クリックすると別画面で開いて拡大できます
大人は「だれに何と言えばいいかな?」と聞きます。
そして、お子さんに台詞を考えてもらいましょう。

「手を挙げて先生に保健室行きたいと言う」「先生、お腹いたい!」「先生、しんどい」など、お子さん本人が言いやすい台詞を一緒に考えましょう。あまり長文でなくても構わないので、お子さん自身が覚えやすく言いやすいものを1つ決めておくと良いでしょう。
家、教室、公園、友人の家などそれぞれの場面でどんな台詞がいいかを考えてみましょう
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
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