する・されるが使い分けられない

小さい頃ならまだしも、大きくなってもなかなか「する」と「される」を間違って使ってしまう・・・。こんな悩みを解決するヒントをご紹介します。

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動作主が誰であるか分からず、動詞を使い分けられていない場合があります。
誰が「する」のか必ず確かめるようにしましょう。
1 イラストをみて、質問しましょう
もしかして「誰が」に注目できてないから間違えちゃうのかな?と思ったときは…の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
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イラストを見ながら、質問していきましょう

・「さされた のだれ?」
・「さした のだれ?」

と動作の対象者に注目できるような問いかけが良いでしょう。

そして、それが整理できたら
・「たろうくん、どうしたの?」(さされた/ハチにさされた)
・「ハチ、どうしたの?」(さした/たろうくんをさした)

と問いかけてみましょう。


このとき、文章を読み上げながらイラストの人物を指差したりジェスチャーをしながら説明するとより良いでしょう。
ワンポイント
正しく言えたときには必ず褒めてあげましょう。 うまくいえない場合は「誰がしたの?」や「○○くんは何されたの?」など、「する」「される」を明確にして聞いてあげると、お子さんも答えやすくなります。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
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