困ったときに自分から聞けない・困ったことを説明できない
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困ったときや何か分からないときにお子さんから発信がないときは、お子さんが言いづらい場合や、不安や緊張で固まってしまっている場合があります。大人側がフォローをしてお子さんが安心して困りごとを伝えられるようにしましょう。
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困った時に助けを求めたり、相談できることは大人になってからも、最も大切なコミュニケーションスキルです。
まずは、困った時に助けてもらってよかったという経験を増やし、自分から聞けるようにするための動機づけを高めていきましょう。
先回りして「◯◯くんは、ーーで困っているんだね」などと状況を汲み取り言葉にしましょう。
今後「ーーで困ってるから、やって」などお子さんが他者に相談するときのフレーズや、状況説明のフレーズに繋がっていくので、積極的に耳に入れていくことが大切です。
お子さんが「うん」と困っていることを共有してくれたら「教えてくれてありがとう、そういうときは『やって』だよ」などと簡単な相談・要求のフレーズを伝えましょう。
最初から自分で助けを求めることを課さずに「こうすればいいんだ!」とわかる、「相談・要求すると助かる」という経験をしていくことが大切です。
まずは、困った時に助けてもらってよかったという経験を増やし、自分から聞けるようにするための動機づけを高めていきましょう。
今後「ーーで困ってるから、やって」などお子さんが他者に相談するときのフレーズや、状況説明のフレーズに繋がっていくので、積極的に耳に入れていくことが大切です。
お子さんが「うん」と困っていることを共有してくれたら「教えてくれてありがとう、そういうときは『やって』だよ」などと簡単な相談・要求のフレーズを伝えましょう。
最初から自分で助けを求めることを課さずに「こうすればいいんだ!」とわかる、「相談・要求すると助かる」という経験をしていくことが大切です。
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井上 雅彦
先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授
公認心理師
専門行動療法士
自閉症支援士エキスパート
LITALICO研究所 客員研究員
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