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複数の指示を理解することが難しい
「手を洗ったら、荷物片付けてご飯の準備してね」など「やること」を一度に伝えると、忘れてしまったり何をやればよいか分からなくなってしまったり……。複数の指示を実行できる工夫をしましょう。
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できるだけ短い指示を2つ以上続けて、その指示を実行するゲームをしながら楽しく練習しましょう。
お子さんが無理なくできる慣れている活動を選びましょう。
また、「短く」とは「手をあらいます」程度の2語文をイメージして行えるといいですね。
3つ伝える場合、3つとも同じ文法でリズムよく伝えることがポイントです。
「いち、手をあらう。手をあらったら、ランドセルを部屋においてきてね。それができたらおやつを食べるからリビングに来てね」などバラバラの文法や「それ」などの指示語を入れて難しくしてしまうのは控えましょう。
そして「具体的に」とは、「ご飯の準備をする」ではなく「おちゃわんを机におく」など、何をどうするのかという動作レベルで伝えるよう意識してみましょう。
また、「短く」とは「手をあらいます」程度の2語文をイメージして行えるといいですね。
3つ伝える場合、3つとも同じ文法でリズムよく伝えることがポイントです。
「いち、手をあらう。手をあらったら、ランドセルを部屋においてきてね。それができたらおやつを食べるからリビングに来てね」などバラバラの文法や「それ」などの指示語を入れて難しくしてしまうのは控えましょう。
そして「具体的に」とは、「ご飯の準備をする」ではなく「おちゃわんを机におく」など、何をどうするのかという動作レベルで伝えるよう意識してみましょう。
ワンポイント
一番シンプルな伝え方は、「いち、手洗い。に、ランドセル、置く。さん、プリント」というように最低限のキーワードだけに絞ることです。また、単語ごと少し間を置いて伝えることで1つひとつの理解しながら聞き進めることができるでしょう。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦
先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授
公認心理師
専門行動療法士
自閉症支援士エキスパート
LITALICO研究所 客員研究員
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