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複数の指示を理解することが難しい
「手を洗ったら、荷物片付けてご飯の準備してね」など「やること」を一度に伝えると、忘れてしまったり何をやればよいか分からなくなってしまったり……。複数の指示を実行できる工夫をしましょう。
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いつも出来る動作でも、長文になるとやるべきことがわからなくなってしまうこともありますよね。
1
話す前にお子さんの注目を引き出しましょう
2
少しつなげた文章で、指示をだしてみましょう。そして、お子さんが自分の言葉で繰り返してもらいます。
3
自分で聞いた内容をメモして答え合わせをするのもよいですね
日常生活の活動の指示だけでなく、お買い物ごっこ、お医者さんごっこなど遊びの中で複数の指示を理解する機会をつくるのも良いでしょう。
お買い物ごっこ
・3つ買ってきてね、りんご、ばなな、ぶどう
お医者さんごっこ
・お子さんに医者役になってもらい、カルテに症状をかいてもらう
・「ねつ、せき、おなかいたい、です」となどと伝える
また、メモする用の紙を予め用意しておき、3枠を埋めるためにしっかり聞こうと思える、というようなお子さんの集中を引き出す工夫も良いでしょう。
お買い物ごっこ
・3つ買ってきてね、りんご、ばなな、ぶどう
お医者さんごっこ
・お子さんに医者役になってもらい、カルテに症状をかいてもらう
・「ねつ、せき、おなかいたい、です」となどと伝える
また、メモする用の紙を予め用意しておき、3枠を埋めるためにしっかり聞こうと思える、というようなお子さんの集中を引き出す工夫も良いでしょう。
ワンポイント
園や学校で複数指示を聞けないときは、このような個別のサポートも良いですが、
「お友だちを見て動けること」も身に付いていると便利な力です。何をすれば良いか分からなくなり、集団から遅れてしまうときは、まずは「お隣さんを見て真似してみよう」と声をかけてみましょう。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦
先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授
公認心理師
専門行動療法士
自閉症支援士エキスパート
LITALICO研究所 客員研究員
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