「ごめんなさい」を言えない

自分の失敗を認め、相手の気持ちを思いやり、更に言葉にする。子どもにとって「あやまる」ということはとても難しい作業の一つです。
頭ごなしに叱ることなく、子どもの言い分を聞き認めてあげたうえで、少しずつ謝る練習をしていきましょう。

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状況を整理して、謝る理由に納得できるよう一緒に考えてあげましょう。
ルール・準備物
絵本、マンガ
1 やりとりの一連の流れをイラストにしてみましょう
できごとの一連の流れから、「どうして謝らなきゃいけないの?」と納得できないことが多いな…と感じたらの画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
2 イラストをみながら、どうすれば良かったか一緒に考えてみましょう 「叩かずに、『どうして僕の鉛筆もってたの?』と理由をきけばよかった」
など、お子さん本人が気付けるよう、大人が質問しながら気持ちを聞いていくなど、ヒントを出していきましょう。
3 お子さんが、謝る理由に納得できたときに、謝ることをうながしてあげましょう 場合によっては、一緒にあやまるのも良いでしょう。 4 謝れたら、思い切りほめてあげましょう!
ワンポイント
お子さんが興奮気味なときは、謝ることを促しても上手くいかないでしょう。 まずは気持ちを落ち着いてる事が優先です。 場合によっては場所を移したり時間をあけると良いでしょう。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
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