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話しかけられても、相槌やコメントなどのリアクションがとれない
お子さんに何かを言っても、相槌をするわけでもなくコメントをするわけでもなく、まるで無視をしているような態度になってしまう・・・。本人にとってみると実は悪気があってそのような対応をしているわけではないかもしれません。ちょっとしたしかけを作って会話のやりとりを楽しむコツをお伝えします。
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「相槌」という動作の意味を学べていない時には、お子さんとの中でまずは大人側が相槌をしてお子さんの話を聞きましょう。その中で、相槌の出し方やタイミングを教える事ができていきます。
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お子さんに何かお話をしてもらいます。お子さんがたくさんお話しできるテーマが良いです。
(例)乗り物の話題、遊びの話題、など
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お子さんの話を聞きながら大げさにうなづきます。声を出しながらうなづいても良いですね。
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「つぎは、お父さんが話すから、おんなじように『うんうん』ってやってみてね」
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お子さんに今日あったことや楽しかったことなどを伝えます。「うん」とうなづいて言ってもらいやすいように間を空けたりヒントとしてお母さんが頷く見本を見せてもいいですね。
ワンポイント
相槌はお話をより楽しくするための方法です。したがって、相槌をすることだけを学ぶのではなくセットでお話をするときの楽しさを一緒に話しながら探していきましょう。
また思春期くらいのお子さんの場合は、誰かが話しているのを聞くときにはうなずくことを「共感を示すマナー」として教えて、一緒に練習をするとよいでしょう。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦
先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授
公認心理師
専門行動療法士
自閉症支援士エキスパート
LITALICO研究所 客員研究員
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