問題解決には時間がかかった

学校で話し合いをしたからといって、すぐに娘のイライラや癇癪が収まったわけではありません。

それには理由がいくつかありました。

いじめがなかなかなくならなかった

娘をいじめる児童に対し校長先生が「相手のよいところを考えてみて」と言うと、その児童は「わかりません」と言う。
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イジメっ子との再会。そのとき娘は自分自身の変化を振り返り…

何でも担任に相談するというルール

進路先のことや発達障害に関する講演会、余暇支援の情報などを特別支援教育コーディネーターの先生に聞こうとしても「特別支援教育コーディネーターは特別支援学級の担任なので、相談は在籍の通常学級の担任の先生にしてください」と言われました。

私は通常学級にいながら障害に関する情報を得ることの難しさを痛感しました。
一方娘も…
「本当は養護の先生に相談したいんだけど」と思う娘。
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「私のこと怖いなんて言わないでよ!」と笑う豪快な担任の先生。娘はますます相談しにくく感じるようになる。
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学内での情報共有ができていない

日々の娘の様子は私が担任の先生、養護教諭、スクールカウンセラー、校長先生それぞれに伝えていました。これには時間と労力をとても要しました。

キーパーソンとなる先生が不在だったことが大きな原因だったと思うのですが、この時期は(学校に限らず療育センターなどでも)やたらと「個人情報の関係で…」という言葉を耳にしていたので、当時は“情報共有”や“チームで支えていく”といった意識が低かったように感じます。

次回は

次回は最終話、療育センターとの学校との連携のお話です。
続きはコチラ↓
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“連携”に消極的な療育センターと学校...「前例がない」と断られた私のとった行動は【小学校生活での困りごと最終話】

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