こんにちは。ハッピーテラス戸畑駅前教室02の原田です。
最近の秋めいた空気から一転、昨日からなんとなく蒸し暑い気温が続いております。皆さん体調にお変わりないでしょうか。週末には天気が崩れる予定ですが、読書や美味しい食べもの等、楽しみが多い秋ですので、ゆっくり過ごせるといいですね。
さて、本日は体幹トレーニングでの取り組みについてご紹介をしたいと思います。
本日ご紹介いたしますトレーニングは、「転がしドッヂ」です。テープでコートを作成して取り組みます。ボールは、当教室ではバランスボールを使用しました。
活動の目的は、①身体の動かし方やコントロールの仕方を身に付ける、②柔軟性や瞬発力、バランス能力等を養い、身体感覚を高める、の2点です。また、今回の活動では、他者との距離感を課題としているお子さんが複数名いらっしゃった為、他者との距離感を考えながら取組むことも重要視して行ないました。ルールを理解して守る事や、勝ち負けに関わらず活動に参加する力も養われます。
活動のルールについて説明します。大きめのコートを1つ用意し、内野側と外野側で別れます。外野のチームはコートを挟む形で立ち位置を決め、バランスボールをコート内を通るように転がし、相手にパスをします。内野の人は、転がって来たボールに当たらないように避けます。もし、内野の人がボールに当たった時には、内野から出て座って観覧します。普通のドッジボールと異なる所は、ボールを転がす事、コートが一つしかなく内野対外野で行う事、ぶつかった後に内野と外野の交代が無い事です。時間制にする事で、休みすぎてあまり動けない人がいないように工夫をしています。
この活動では、内野と外野で身体の動かし方が異なります。内野では、転がってくるボールのスピードや位置、自分との距離感を見定め、動きます。動く際も、転ばないようにバランスを取りながら避ける必要があります。その為、動いている物に対して自分との位置関係を正しく把握し動きを調整する能力や、バランスを取る能力が養われます。一方、外野では、狙っている相手に向けて的確にボールを転がす必要があります。その為、手や身体の動きを調整して自分が思ったようにボールを操作する能力や、相手との距離感を正しく把握する能力が養われます。
お子さん達は、話し合って内野と外野に別れ、楽しく活動に参加していました。なかなかボールを避ける事が難しいお子さんでも、外野になった際にしっかり相手を狙って転がすことが出来る等、苦手なことがありながらも最後まで活動に参加する事ができました。また、他者へぶつかったり転んだりする事なく、上手にボールを避けるお子さんも多くいらっしゃいました。皆さん、ルールを守って一緒に活動する事ができていました。
ハッピーテラスでは、体幹視覚トレーニングコースの時間を設けています。「授業中等、姿勢の保持が難しい」「動き方がぎこちない」「すぐ転んでしまう」等、動きの面で課題を感じているお子さんがトレーニングに参加しております。見る力を鍛えるビジョントレーニングや実際に身体を動かす体幹トレーニングを通して、力を養っていきます。
現在ハッピーテラス戸畑駅前教室02では、曜日や時間帯によってはまだ空きがございます。
興味を持たれた方はお気軽にご連絡ください。
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体幹・視覚トレーニングコースでの一コマ
教室の毎日
22/09/12 12:27