こんにちは。ハッピーテラス戸畑駅前教室02の原田です。
今回は、「助けの求め方」についてご紹介させていただいております。
☆目的・方法
☆対象のお子さんの特徴
☆行ってみてのお子さんの反応
の3点に分けてご紹介しております。
本日は3点目、トレーニングを行ってみてのお子さんの反応をご紹介させていただきます。
実施したいくつかの手立てがありますので、その手だてごとにいくつかご紹介させていただきます。
・SSTカードやプリントを用いたトレーニング
このトレーニングでは、イラストで提示された場面について考えます。このトレーニングを行ったお子さん達は、「助けてほしい事が言えないと、相手がどうしたらいいかわからない」「助けてもらえないと自分が困ってしまう」という事を客観的に考えることが出来るようになりました。
・助けてほしい時に絵カードを用いるトレーニング
この方法は、トレーニング中に困ったことがあったときにスタッフに提示できる「助けてカード」を手元に用意する方法です。これを行うことで、まだ言葉で伝えることが難しいお子さんも、スタッフへ助けてほしいという意思表示を行う事が出来ます。カードでやり取りを行ったお子さんは、始めはカードを使う事に抵抗がありながらも、「わからない時や困ったときに助けてと伝えたら助けてもらえる」という経験を積むことで、徐々にカードを使用する事への抵抗が薄れました。
このように、お子さんに合わせてトレーニングを行う事で、徐々他者に助けを求められるようになるお子さんが多いです。
また次回もよろしくお願い致します。
#集団療育 #個別療育 #コミュニケーション
取り組みのご紹介(助けの求め方)
教室の毎日
23/07/19 11:22