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(99件)

ASD傾向こだわりを緩和させるための4つのステップ

こんにちは🌞 横浜市青葉区にある児童発達支援、フォレストキッズこどもの国教室の木山です🌳🌋 今回は、ASD傾向のお子様の「こだわり」にどう向き合うかについてお話しします。 ASD(自閉スペクトラム症)のお子様は、特定の物事に強いこだわりを持つことがありますよね。例えば、同じルートでしか帰れない、特定の色の服しか着たくない、順番通りでないと落ち着かない、マイルールがあるなど…。これらは安心感や心の安定につながる大切な行動でもあります😮‍💨 こだわりを無理に崩すのは逆効果? こだわりは、主に予測困難な特性からくる不安感から自分を守るためのお守りとして安心感や心の安定につなげる大切な行動です。そのため、「こだわりを減らそう」と無理に変えようとすると、逆に不安感が増してパニックになってしまうことも少なくありません。そのため、大切なのは “こだわりを認めつつ、少しずつ柔軟性を育んでいくこと” です✨ そこで、柔軟性を身につけていくための4つのステップをご紹介します。 🌸 柔軟性を育てるステップ ①安心感を与える まずは、こだわりをお子様にとっての「お守り」として受け入れることで、心の余裕を作ります。安心できる環境や心の余裕があることで、そもそも特性が出づらくなる事があります。(こだわり含む)皆様も、疲れやストレスが溜まり余裕がなくなると、いつもは気にならない事が気になったり、すぐに怒ってしまったりするようなイメージです。 ②代替案を提案する 「いつものルートじゃないけど、この道にもかわいいお花があるよ🌼」「今日は赤じゃなくて、青のシャツも似合いそうだね👕」など、こだわりが崩れる事がメリットになる事を添え、選択肢を提示することで柔軟に考えるきっかけを作ります。 ③小さな変化から始める 最初はこだわりを大きく変えるのではなく、ほんの少し違うことを体験するところから始めます。そもそも予測する事が難しいという特性から、経験が少ない事や物は特に不安である事が多いため、少しづつ様々な経験を重ねていくことが重要です。変化に成功すると「違うことも大丈夫なんだ」という気持ちが芽生え、自己肯定感も高まります✨ ④成功体験を積み重ねる 「今日は違う道で帰れたね!」「青いシャツも似合ってたね!」と、成功体験をポジティブに振り返ることで、「柔軟でいること」に自信を持てるようになります💪 予防策について ここまで、4つのステップについてお話ししましたが、こだわりへの予防策も重要です。 ステップ0 ズバリ予防策とは「0か100で考える」です。どういうことかというと、例えば、お買い物に行っておもちゃを買うという事を一度でもした場合には、今後もお買い物に一緒に行った際には、おもちゃを買ってあげないといけないという考え方です。 予測困難な特性から、お買い物に行くとおもちゃを買ってもらう事がルーティーンとなり、買ってもらえない想像をする事が難しくなるため、そもそも、こうなると望ましくないと思うことは“一回目”を与えないことが一番の予防策になります。 まとめ 結論として、こだわりを崩そうとして無理をするのは禁物!です。大切なのは、お子様のペースで「少しずつ」を意識して柔軟な経験を重ねることです。時間をかけてこだわりに向き合うことで、心の余裕につながり、結果的に自己肯定感の向上や集団行動への適応にも良い影響が出てくると良いですね。 📢 フォローして、最新の療育情報をチェックしてくださいね!

フォレストキッズこどもの国教室/ASD傾向こだわりを緩和させるための4つのステップ
教室の毎日
25/03/23 15:19 公開

療育教材の目的紹介「プットイン課題」

こんにちは🌞横浜市青葉区にある児童発達支援、フォレストキッズこどもの国教室の木山です🌳🌋 今回はフォレストキッズこどもの国教室で使用している教材についてご説明します‼️色々な場面で活用されているプットイン課題ですが、どのような効果や目的があるかご存知ですか❓支援者の課題の行い方次第では、単なるプットイン課題としてではなく、さまざまな効果があることをお話させていただきます☺️ プットイン課題にはボール、ストロー、モール、タグなどが用いられていますね🧐そんなプットイン課題が、今後ただの「入れる」課題ではなく少しでも成長の一助となるような活動にしていくためのお話をさせていただきます。 早速ですが、目的としては以下のようなものが挙げられます。 ①目と手の協応動作を促す ②集中力ややりきる力、自己肯定感を高める ③動のエネルギーから静のエネルギーに切り替わる ④自己抑制能力の向上 ⑤WMの向上 ⑥言語能力の向上 これらの目的を順番にご説明していきます。 ①目と手の協応動作を促す 一番オーソドックスなプットイン課題の目的としては、対象物を持ち、入れる場所を目で見て確認し、さらにはその場所に手を動かして「入れる」という目と手の協応動作を促すことが挙げられます。 ②集中力ややりきる力、自己肯定感を高める プットイン課題では、すぐに終わる、かつ終わりが分かりやすい短時間課題としても用いられます。そのため、終わるまで集中力を持続しやすいことから最後まで集中する経験や最後までやり切ったという実感を得ることができます。また、そこから「できた」「褒められた」というフィードバックをすぐに貰えるため、自己肯定感が高まったり、課題に対して意欲的になったりすることが考えれます。終わった際に、スケジュールカードを一緒にお片付けする、褒めるという行動を行うとより効果的です。 ③動のエネルギーから静のエネルギーに切り替わる 多動や衝動性の強いお子様の場合、なかなか療育など集中して取り組むことができないケースがありますが、手先に集中して行う動作を最初に入れることで、動のエネルギーから静のエネルギーに切り替わりそのままの集中力で机上課題に移行しやすくなります。 ④自己抑制能力の向上 例えばボールプットインの課題では、無職のボールを入れて欲しい色を指定して入れてもらうことで、自己抑制能力の向上を目指します。自分のこだわりや衝動性を我慢して他者の指示通りに動く経験は、前頭前野(特に自己抑制や実行機能を司る領域)の発達において重要な役割を果たす可能性があります。 ⑤WMの向上 ④の自己抑制能力の向上と同じ要領で、支持された色に入れる行動を行うことは、指定された色を一時的に保持し、処理する練習になるためワーキングメモリを鍛える練習にもなります。 ⑥言語能力の向上 お子様の欲しい色を「〇〇色ちょうだい」だよと促すことで、適切な言語での要求の仕方や発語を促します。 レベルアップのステップとして、 1.何色が欲しい?→青を指差す 2.これは何色?→「青!」 3.どっちが欲しい?→「青ちょうだい!」 4.何が欲しい?→「青いボールちょうだい!」 のように徐々に言葉を増やしていくことが可能です。 特に言葉の初期のトレーニングとして欲しい色の指差しや言語サインを促すことは非常に重要です。これにより三項関係の確立共同注意の獲得やコミュニケーション意欲の向上から発語を促します。 「ちょうだい」が言えるようになると今度は「色」などの身近にある名詞から次の言葉を獲得していくケースが多いため、語彙を拡大していくきっかけにもなります。 このように、「プットイン課題」はただ”入れる”だけでなく指導員の関わり方によっては、自己肯定感や自己抑制能力、WM、さらには言語能力の向上を高めることができる課題になります。他の課題も同様に一般的に使われているおもちゃや課題、ゲームなどは目的を意識するだけでお子様が得られる学びが全く変わってくるため、お子様のためにも少しでも目的を持って行いましょう。

フォレストキッズこどもの国教室/療育教材の目的紹介「プットイン課題」
教室の毎日
25/03/14 12:32 公開

特性ある子に「頑張れ」は本当にNG??

こんにちは。横浜市青葉区にあるフォレストキッズこどもの国教室の木山です。 今回も前回に引き続き、子育てでよく言われている事は本当に大事なのかという観点でお話していこうと思います。 ▪️「頑張れ」という言葉 「頑張れ」は言わない方が良いという考え方は、一般的になってきており、様々な教育本などでもそのように紹介されていますね。 しかし、そもそも頑張れる子は「頑張れ」と言わなくても頑張れますし、頑張れない子に「頑張れ」と言ってもほとんどの場合は逆効果なことが多です。そのため、頑張れという声掛けがいいのか悪いのかよりも、なんで頑張れないのか(どの特性が原因なのか)を見極めてあげることが1番大切です。 そこで今回は、ADHD、ASD傾向別に特性に着目して「頑張れ」るようになる関わり方のお話をしていきます。 ▪️「頑張れ」るようになる関わり方 ADHD傾向の場合 ADHD傾向の子の特性のポイントとしては以下が挙げられます。 気が散りやすく、長時間集中するのが苦手。 「やらなきゃいけない」と分かっていても、実行に移すのが難しい。 短期的な成功体験がモチベーションにつながる。 これらのポイントを踏まえると、ADHDの傾向の子には、短期的な達成感を感じられる声かけが効果的です。 「ちょっとだけやってみよう!」  →ハードルを低くする 「これができたね!次はこれをやってみよう!」  →ステップを細かくする 「あと〇分だけやってみる?」 →時間制限を設けることで取り組みやすくする ▪️「頑張れ」るようになる関わり方 ASD傾向の場合 続いては、ASD傾向の子の特性のポイントですが、以下が挙げられます。 言葉をそのままの意味で受け取りやすい(文脈を読むのが苦手)。 曖昧な指示の理解が難しい。 過去の経験や完璧主義のような特性から「失敗したらダメ」と思い込みやすい。 これらのポイントを踏まえると、ASD傾向の子には、曖昧な表現を避け、具体的にどうすればいいのかを示す言葉が効果的です。 「ここまでできたね!この調子でいこう!」  →進捗を認めつつ励ます 「ゆっくりで大丈夫だよ、一緒にやろう」  →安心感を与える 「この部分はうまくできてるよ!」  →具体的に良い点を伝える ▪️まとめ ADHD、ASD傾向の子どもが「頑張れ」るように関わるには、 ・ADHD傾向の子には、短期的な成功体験を積ませる言葉を使う。・ASD傾向の子には、曖昧な表現を避け、具体的に励ます どちらの場合も具体的な行動や成果を認めつつ、安心感を与える声かけをすると、子どもが前向きに取り組みやすくなります。

フォレストキッズこどもの国教室/特性ある子に「頑張れ」は本当にNG??
教室の毎日
25/03/08 14:13 公開

そもそも褒める育児って本当に必要??

みなさん、こんにちは。 フォレストキッズこどもの国教室です。 本日は前回に引き続き、「褒める育児」についてお話ししようと思います。 褒める育児が大切だとよく言われており、実際に前回の投稿でも褒める育児のポイントについてお話ししましたが、今回は本当に褒める育児は必要なのかといった観点で解説していこうと思います。 今回このようなタイトルにした理由としては、特性のある子の育児の場合、実際問題、指摘することばかりでうまく褒めてあげれないといった内容のご相談をよくいただくからです。 それでは早速、以下にて解説していきます。 そもそも褒める育児とは 褒める育児のメリットは以下のようなものが挙げられます。 ・自己肯定感が高まる ・親子の信頼関係が深まる ・ポジティブな行動が増える また、褒める育児というものは、発達に特性のあるお子様に対しては、更に有効的なケースが多いです。  それは、特性のあるお子様は指摘や失敗経験が重なりやすく、自己肯定感が低下しやすい事や、誰も認めてくれないという認知を予防、改善できる可能性があるからです。 特性のあるお子様への褒めるポイントについては前回の投稿をご確認ください。 さて、本題ですが褒める育児は本当に必要なのでしょうか。特に特性のある子の子育ての場合、現実問題、褒めてあげるどころか、どうしても指摘ばかりしてしまい自己嫌悪感を感じている方も多いのではないでしょうか。 その場合は、むしろ「褒める育児」に囚われすぎないことが重要です。うまく褒めてあげられなくても「適切な指摘」で代替可能です。 そもそも褒める育児の目的は、最初にも挙げたように、自己肯定感の向上や親子の信頼関係を深める事、ポジティブな行動を増やすことが主に挙げられます。これは、「適切な指摘」においても補うことができます。 この「適切な指摘」ですが、それは 共感(肯定)+指摘(代替案の提示)です。 ex)ご飯の時間にお片付けできずに癇癪を起こした 「まだ遊びたかったから、嫌で泣いちゃったんだよね。(共感)+でも今はご飯の時間だから一緒に食べようね(指摘)」といった具合です。 どうしてもしてしまう指摘に共感を入れることで、褒める育児とは異なるアプローチ方法で自己肯定感や信頼関係の構築、ポジティブな行動の強化を目指します。 問題行動には必ずその行動をした背景や理由(特性由来のもの)があるため、共感してもらえる回数が増えると理解してくれている安心感や信頼感関係の構築により言うことを聞いてくれるようになるケースがよくあります。 「共感」をとにかく意識すれば、指摘することもなかなか褒めてあげれないことも問題ない場合が多いです。ただ、もちろん褒めることも大切なので、まずは褒めれずに「指摘」ばかりしてしまうことが悪いことだという認識を少しづつ緩和させ、心の余裕から自然に褒めれるようになると良いですね。

フォレストキッズこどもの国教室/そもそも褒める育児って本当に必要??
教室の毎日
25/03/05 17:34 公開

ASD・ADHD 褒める育児で本当に大切な褒めるべきポイント

こんにちは フォレストキッズこどもの国教室です。 最近よく言われている褒める育児ですが、皆さんは褒める育児のポイントについて考えたことはあるでしょか。特に特性がある子の子育ての場合は特にポイント確認しておくことが重要になります。 ADHDやASD傾向の幼児こそ、低下しがちな自己肯定感を高めるために褒める育児が有効的ですが、結論として褒める際のポイントとして「過程を褒める」ことが重要です。 その理由をADHD、ASDの傾向に分けて解説していきます。 ▪️ADHD傾向の場合 ADHD傾向の場合は、報酬系の過敏さから、できたことを褒められると結果に対する執着により「僕はなんでもできるんだ!!」といった認識から有頂天になるケースがあります。 また、「自分が魅力を感じること」に対しては強く集中できる一方で、興味のないことには脳の報酬系がほとんど反応しづらい特性があります。そのため、できる事に自信を持っている場合、少しでも難しい場面があるとモチベーションを維持することが難しいです。 そこで、できた事ではなく頑張って取り組んだことに着目し「過程」を褒めることで、「僕はなんでも頑張れるんだ!!」という認識を持てるようになると、努力すること自体が報酬になり、将来の可能性を広げることに繋がります。 つまり 「僕はなんでもできるんだ!!」        ↓ 「僕はなんでも頑張れるんだ!!」 ・できる事に自信を持っている場合、少し難しいことがあるとモチベーションの維持が難しくなります。 ・過程を褒めることで努力することに報酬系が反応するようになり何事に対しても挑戦意欲が高まります。 ▪️ASD傾向の場合 続いては、ASD傾向の場合ですが、完璧主義の性格やこだわりなどの特性から失敗することが不安で「挑戦」することが苦手なお子様が多いです。 そのため、結果ではなく頑張った「過程」が何より凄かったことを繰り返し伝えることで、成功か失敗といった「結果」の価値よりも「挑戦」することへの価値を感じることができるようになり、結果への執着を緩和することができます。 つまり 「失敗するかもしれないから不安」        ↓ 「挑戦することがすごいんだ!!」 ・結果に囚われすぎる特性の傾向を緩和するために、結果よりも過程に価値があるとの認知変容を目指します。

フォレストキッズこどもの国教室/ASD・ADHD 褒める育児で本当に大切な褒めるべきポイント
教室の毎日
25/03/04 18:24 公開
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