ちょっとした雑談が難しい
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何気ない雑談ができない、何を話していいのかわからない場合には、ゲーム形式のお話や、あいづちを駆使することで、お話が上手になります。
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自分で頑張って全てを話さなくても、あいづちの達人になるという方法もあります。
「●●なんだー」と言われたら、「そうなんだ」「へー」というように、あいづちをする習慣をお子さんにつけてもらう方法をご紹介します。
大人が「今から好きなことについてお話しするね。A君も楽しくお話ししようね」と伝えます。
そして「ママはパトカーが好きなんだ」と言った後、しばらくお子さんを見てみます。
何もコメントがない場合には「そっかー」と大人からコメントのお手本を見せます。
お子さんが「そっかー」と言えたら、「そうなの!聞いてくれてありがとう!」と頭をなでたり、笑顔でほめたりしましょう。
お母さんの「ママはパトカーが好きなんだ」の後に間髪入れずに「僕はね!」と話し続ける場合には、「そっかー僕はね」とお手本を見せてマネしてもらいましょう。
ワンポイント
少し大きいお子さん(小学生以上)であれば、会話の「さしすせそ」といってまとめて教えてあげるのも1つです。
「さすが~!しらなかった!すごーい!そうなんだ!」など代表的なコメントを伝えてみましょう。
「●●なんだー」と言われたら、「そうなんだ」「へー」というように、あいづちをする習慣をお子さんにつけてもらう方法をご紹介します。
そして「ママはパトカーが好きなんだ」と言った後、しばらくお子さんを見てみます。
何もコメントがない場合には「そっかー」と大人からコメントのお手本を見せます。
お子さんが「そっかー」と言えたら、「そうなの!聞いてくれてありがとう!」と頭をなでたり、笑顔でほめたりしましょう。
お母さんの「ママはパトカーが好きなんだ」の後に間髪入れずに「僕はね!」と話し続ける場合には、「そっかー僕はね」とお手本を見せてマネしてもらいましょう。
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井上 雅彦
先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授
公認心理師
専門行動療法士
自閉症支援士エキスパート
LITALICO研究所 客員研究員
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