診断に必要な持ち物は?
診断に必要な準備や持ち物
乳幼児期からの育成記録から特徴を確認するので、そのころの様子が記載された物や、大人の場合は過去の記録が分かるものや、自身で記録したもの、1日のスケジュールとその時の心理的な状況などをメモして持参します。日常生活で困っていることや、気になることもメモしておくとよいでしょう。子どもの場合、気になる行動などがあれば、動画をとっておいてもよいでしょう。
以下は子どもの場合、問診の際にあるとよい資料になります。
・母子手帳
・成績表(通信簿)
・保育園や幼稚園時代の連絡ノートなど
・学校のプリント・ノートなど ※LD(学習障害/限局性学習症)の疑いのある場合
受診の際には保険証を持参します。問診票の記入が必要な場合もありますので、持ち物や準備は事前に受診する医療機関に確認しましょう。
以下は子どもの場合、問診の際にあるとよい資料になります。
・母子手帳
・成績表(通信簿)
・保育園や幼稚園時代の連絡ノートなど
・学校のプリント・ノートなど ※LD(学習障害/限局性学習症)の疑いのある場合
受診の際には保険証を持参します。問診票の記入が必要な場合もありますので、持ち物や準備は事前に受診する医療機関に確認しましょう。
まとめ
発達障害は見過ごされ適切な支援を受けないままだと、症状や特徴的な行動によって誤解を招いたり、人間関係を構築できずに本人が悩むこともあります。
また、うまくいかないことが続いたときに、叱咤・非難されるようなことが多ければ、自尊心を失ったり、やる気がなくなることで、本来できていたことも困難になってしまいます。これらを避けるためにもなるべく早めに対応法を考えたいものです。
適切な治療やサポートを受けられない場合、思春期以降、上で述べたような発達障害の主症状とは異なる症状や状態を引き起こしてしまうことがあります。このような症状や状態を、一般的に併存症や二次障害と言うことがあります。
併存症や二次障害が現れた場合には、それらに対する治療を行うことが必要となります。また、このような症状を引き起こさないためにも、発達障害の早期発見と、早期からの対処が理想です。
また、うまくいかないことが続いたときに、叱咤・非難されるようなことが多ければ、自尊心を失ったり、やる気がなくなることで、本来できていたことも困難になってしまいます。これらを避けるためにもなるべく早めに対応法を考えたいものです。
適切な治療やサポートを受けられない場合、思春期以降、上で述べたような発達障害の主症状とは異なる症状や状態を引き起こしてしまうことがあります。このような症状や状態を、一般的に併存症や二次障害と言うことがあります。
併存症や二次障害が現れた場合には、それらに対する治療を行うことが必要となります。また、このような症状を引き起こさないためにも、発達障害の早期発見と、早期からの対処が理想です。
“障害の検査・診断”というと身構えてしまう保護者の方もいらっしゃるかもしれませんが、子育てをしている中で、子どもの気になる行動や困難がある場合には、ぜひ身近な相談機関に相談してみましょう。
相談機関では、その行動の理解や対処法を教えてもらったり、必要に応じて専門機関や医療機関を紹介してもらったりすることも可能です。
専門機関や医療機関では専門家の検査や診断を通じてお子さんの症状や特性、困りごとをより客観的に知ることができます。これらの情報をもとにお子さんに合った対応をすることで、お子さんの能力をより発揮させ、自信を高めることにもつながります。最初は不安もたくさんあると思いますが、一歩ずつ歩んでいきましょう。
相談機関では、その行動の理解や対処法を教えてもらったり、必要に応じて専門機関や医療機関を紹介してもらったりすることも可能です。
専門機関や医療機関では専門家の検査や診断を通じてお子さんの症状や特性、困りごとをより客観的に知ることができます。これらの情報をもとにお子さんに合った対応をすることで、お子さんの能力をより発揮させ、自信を高めることにもつながります。最初は不安もたくさんあると思いますが、一歩ずつ歩んでいきましょう。
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