発見が遅れがちなLD・SLD(限局性学習症)。親がすべき対応とは?
①困っているサインに気づく。LD・SLD(限局性学習症)は小学生になって診断される人が多い?
読み書きや計算といった学習が本格的に始まるのが小学校入学後であるため、就学後に学習に対する困難に気づき、検査を行ってLD・SLD(限局性学習症)と診断される人が多いのが現状です。
LD・SLD(限局性学習症)は判断が難しいため、発見が遅れるケースが多くあります。しかし、困難を抱えている子どもは少しずつサインを出しています。「文章がスラスラ読めない」「線を抜かすなどして正しい字が書けない」「学校で板書をノートに書けない」「数の大小が分からない」など、困っているサインを見逃さないよう注意しましょう。
LD・SLD(限局性学習症)は判断が難しいため、発見が遅れるケースが多くあります。しかし、困難を抱えている子どもは少しずつサインを出しています。「文章がスラスラ読めない」「線を抜かすなどして正しい字が書けない」「学校で板書をノートに書けない」「数の大小が分からない」など、困っているサインを見逃さないよう注意しましょう。
②専門家と連携して、特性にあった指導方法を探す
LD・SLD(限局性学習症)のある子どもに対する支援は、その特性を理解した上で行うことが必要です。例えば、漢字を正しく書けるようにと漢字ノートに繰り返し練習するという一般的な方法では、漢字を覚えられず、苦痛を感じてやる気を失ったり、自信をなくしたりすることもあります。そのような場合は、書く量を減らし、認知特性をふまえてつくられたプリントや分割したマス目のあるノートに書いたり、漢字の特徴や書き方を唱えながら書いたりして練習する方が効果的です。
小児神経科医や言語聴覚士、学校の特別支援コーディネーターや通級指導教室の教員などの専門家と連携し、一人ひとりの特性にあった指導方法を取り入れるようにしましょう。
小児神経科医や言語聴覚士、学校の特別支援コーディネーターや通級指導教室の教員などの専門家と連携し、一人ひとりの特性にあった指導方法を取り入れるようにしましょう。
③子どものことを責めず、やり方、教え方を変えてみる
LD・SLD(限局性学習症)のある子どもは、文字を覚えたり、音読や計算ができるようになったりするのに時間がかかるため、つい本人を責めることが増えてしまいがちです。しかし、やり方を工夫することで、苦手をカバーすることができます。
たとえば、視力の低い人が眼鏡をかけるように、さまざまな道具を利用する方法もあります。文章を読むのが苦手な場合は、読んでいるところをわかりやすくする「リーディングルーラー」という定規のような形の道具を使うと読みやすくなる場合があります。また、読み上げ機能のついた「デジタル教科書」を用いるのもよいでしょう。書くときはパソコンやタブレットを、計算するときは電卓を用いることで、苦手な部分をカバーして学びたいことにフォーカスすることができます。
読みやすいようにUDフォント(ユニバーサルデザインフォント)を用いる、漢字練習用のマス目を大きくする、筆算の問題にはくり上がり用の枠を書いておくといった工夫も効果的です。学校の宿題が本人にあっていないようなら、相談して量や内容を調整してもらうとよいでしょう。
たとえば、視力の低い人が眼鏡をかけるように、さまざまな道具を利用する方法もあります。文章を読むのが苦手な場合は、読んでいるところをわかりやすくする「リーディングルーラー」という定規のような形の道具を使うと読みやすくなる場合があります。また、読み上げ機能のついた「デジタル教科書」を用いるのもよいでしょう。書くときはパソコンやタブレットを、計算するときは電卓を用いることで、苦手な部分をカバーして学びたいことにフォーカスすることができます。
読みやすいようにUDフォント(ユニバーサルデザインフォント)を用いる、漢字練習用のマス目を大きくする、筆算の問題にはくり上がり用の枠を書いておくといった工夫も効果的です。学校の宿題が本人にあっていないようなら、相談して量や内容を調整してもらうとよいでしょう。
LD・SLD(限局性学習症)には専門的なサポートを
専門機関への相談・受診はLD・SLD(限局性学習症)に気づくための大切な手段です。相談し、支援を受けることでその子特有の学習における困りごとと、その子にあった学習方法についての示唆が得られます。気になることがあればまずは学校や地域の支援サービス機関に相談してみてくださいADHD(注意欠如多動症)やASD(自閉スペクトラム症)のある人にLD・SLD(限局性学習症)がある場合も多いので、相談の際にはあわせて確認しておくことで、よりその子にあった支援を行うことができます。
怠けてなんかない! ディスレクシア~読む書く記憶するのが困難なLDの子どもたち
岩崎書店
Amazonで詳しく見る
LDの子の読み書き支援がわかる本 (健康ライブラリーイラスト版)
講談社
Amazonで詳しく見る
遊びの中で数を数えよう
平仮名は読めるのに、単語を「文字のまとまり」として読めないときは…
学習障害(限局性学習症)の特徴や関わり方のポイントを解説/専門家監修
LD・SLD(限局性学習症)の治療法は?【専門家監修】
「書くのが苦手」はディスグラフィア(書字表出不全)かも?症状、原因、困りごと、対処法まとめ【専門家監修】
「読むのが苦手…」ディスレクシア(読字不全)の診断・検査の内容は?【専門家監修】
算数障害とは?チェックリストや症状、診断、対処法まとめ【専門家監修】
発達障害におけるグレーゾーンとは?特徴や注意すべきポイントなどを紹介します!【専門家監修】