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(65件)

療育の話13回「行動契約」

こんにちは😃公認心理師の白石です。 今回は「行動契約」について書いていきたいと思います。 行動契約とは、取り組む行動に関して他人と契約することで実際の行動を高める方法です。 行動契約は、 ①取り組む行動や目標 (例:YouTube1日1時間まで、指しゃぶりをやめる、など) ②成功した際のご褒美 (例:欲しかった〇〇を買ってもらえる、好きな〇〇の時間をもらえる!など) ③契約違反のペナルティ (例:YouTube1週間禁止、好きな〇〇が無くなる、嫌な〇〇をしないといけない、など) を決定して契約書にして同意のもと署名をします。 そしてそれを見やすい場所に設置して、見直したり、忘れないようにしていくことが大切です。 この契約のルールに例外を持たせると効力がなくなるので、この契約を両者共に守る必要があります。 また本当の契約書のようにしっかりと作成していくといいですね。 お子様と作ってみたけど難しかった。 なかなか難しそう!といった場合は以下のようにしてみるとどうでしょうか? 例えば、指しゃぶりをやめるといった抽象的な目標もいいのですが、もっと具体的な設定にする。 1ヶ月目は1日10回までOKで2ヶ月目から1日5回、などスモールステップにしていくといった方法です。 加えて指しゃぶりをしたくなったら指をさすって、口には何も入れずにもぐもぐさせる、のように行動を消去していくための代替刺激も教えて記入するのも良いでしょう。 それもお子様といろいろ考えて試していくと良いでしょうね。 代わりにどうすればいいか?というところは非常に重要です。 YouTubeの時間数を減らす際に視覚的な刺激が減り、欲することが多いので、代わりに運動的な楽しい刺激を入れるなどのアイデアも重要になるのです。 お子様と代わりにこれだとどう?と聞いたり、実践したりしながら見ていくと観えてくるものもあるかもしれませんね。 お読みいただきありがとうございます。

ラボデミHOME/療育の話13回「行動契約」
教室の毎日
24/12/04 14:20 公開

療育の話14回「きっかけにアプローチする①」

こんにちは🌞公認心理師の白石です。 今回は「先行子操作①」について書いていきたいと思います。 行動のきっかけとなるものが先行子です。 例えばお母さんが見ているのに気づくと急に頑張り始めるといった良い方向に向かう行動もありますが、問題が難しいと感じるとモノを投げて離席してしまうといった問題行動になる場合もあります。 ABAでは結果にアプローチして対処する方法と行動の前のきっかけである先行子にアプローチする方法があります。 先行子を操作することで望ましい行動が増えたり、望ましくない行動が減ったりするように行なって行きます。 そのためにはまず「何がきっかけでその行動が起きているのか?」が非常に重要になります。 ここがわからなければ何にアプローチを加えれば良いかも決まりません。 例えば、お家で遊びからお風呂に入ることへ切り替えられないで遊んでしまうという事例があるとしましょう。 その切り替えがうまくいかない理由を分析します。 •予告がうまく伝わっていない •遊びに夢中で止めることと切り替えることが同時に行うと難しい •普段から遊びの欲求不満が慢性的 •お母さんのいつもの口調に反応してしまう •うまくグズれば少しでも多く遊べるのを知っている •伝わり方の問題 •動機の問題 などそれぞれのお子様で異なるでしょう。 この中で見つかった要因の特にきっかけにアプローチするのが先行子操作です。 お母さんの既存の言葉がけでは魅力のあるきっかけとなっていない場合は、好きな入浴剤を見せたら、匂いを嗅がせたり、お風呂で好きなおもちゃで遊べることを言葉がけにする、といったようにアプローチします。 もし止めることとお風呂に行くことを同時にすることが難しい場合は、遊びの時に水分補給などを行い、行動を一つ挟むことも有効です。 予告が有効なお子様では口頭で10分前、5分前、3分前、1分前、10秒カウントなどわかりやすくしてあげることもいいですね。お家でもスケジュールカードを作成すれば見通しが立ちやすくなりますよ。 お読みいただきありがとうございます。

ラボデミHOME/療育の話14回「きっかけにアプローチする①」
教室の毎日
24/11/28 12:46 公開

療育の話12回「褒めて伸ばす」

こんにちは😃公認心理師の白石です。 今回は「高反応率分化強化と低反応率分化強化」について書いていきたいと思います。 なかなか専門用語で聞きなれない言葉ですが「高反応率分化強化(こうはんのうりつぶんかきょうか)」といいます。 これはある一定の基準以上の成績や行動ができれば誉めたり、報酬を与えてその行動を強化していくことを言います。 例えばお片付けで、全て片付けられなくてもある一定のレベルまで片付けられたら褒めてあげるといったものです。 日本の厳しい伝統的な教育文化とは発想が異なりますので、少しできれば褒めて伸ばすという教育に慣れていくことも大切です。 いつも怒られてたのに、少しやると褒めてくれると嬉しいですよね。 基準を設けるのはなかなか難しいですが、その基準づくりも大切です。 また反対に「低反応率分化強化」というものがあります。 これは問題行動が基準より低ければ褒めたり、強化していくものになります。 例えば、鼻ほじりがいつもより少なければ褒めるといった具合です。 少しでもやったらダメだ!! というのが伝統教育ですが、世界基準のABAではこういった違いがあります。 どれくらいの基準や褒め方、報酬の使い方が一番良いか?お子様によって異なると思いますので、ちょうど良い対応をしてあげられるといいですね。

ラボデミHOME/療育の話12回「褒めて伸ばす」
教室の毎日
24/11/18 09:54 公開

療育の話11回「実行しやすくなる予告」

こんにちは😃公認心理師の白石です。 今日は「実行しやすくなる予告」について書いていきたいと思います。 やるべきことを実行にうつすためには、 ●行動に必要な情報を得て整理して実行する機能 ●情報を記憶しながら過去を照らし合わせながら考える能力 ●気持ちや行動を切り替える力 ●我慢や行動抑制を行う能力 などが必要です。 発達特性のあるお子様はこれらが非常に苦手な場合が多くあります。 急に切り替えないといけない、やめないといけない、行かないといけないことが苦手な場合は、「予告」をうまく使う必要があります。 「これが終わったら〇〇するよ?」 「〇〇が鳴ったら終わりだよ」 「〇〇したかったら〇〇できたらできるよ」 などの声かけが有効です。 お子様によっては1回では聞いて記憶できない場合もあり、30分前、15分前、5分前、10秒前と予告カウントダウンをするようなところからスモールステップで行うのも良いでしょう。 視覚優位のお子様は療育のスケジュールカードをお家でも作成して視覚的な予告を取り入れてもいいでしょうね。 お家での効果的な予告をお考えの場合、中央教室にご相談いただけましたら一緒に分析して考えていくことができますのでぜひご利用くださいね。

ラボデミHOME/療育の話11回「実行しやすくなる予告」
教室の毎日
24/11/14 12:17 公開

療育の話10回「ポジティブな注目とネガティブな注目②」

こんにちは😃公認心理師の白石です。 今回は「ポジティブな注目とネガティブな注目②」です。 前回の復習ですが、お子様の良いところに注目して褒めるポジティブな注目、お子様のよくない行動に注目して対応するネガティブな注目があります。 無意識的な注目は、多くは遺伝の影響や今までの人生においての影響を受けます。 ポジティブな注目をしたいのになかなかできないのは地震や自然災害が多く、ネガティブなリスク管理をしてきた日本人にはなかなか難しいところもあるのです。 しかし神経は使えば使うほど新しくなっていきます。 ネガティブな回線は強力ですが、少しずつ練習していくことで回線が再構築されていきます。 それでも諦めず、数日、数週間、数ヶ月と続けていけば変わっていきます。 ポジティブな注目ができるので褒め上手になっていきます。 それが仕事や家族や友人関係でも褒め上手になって良い相乗効果が繋っていく事例も多くあります。 私もABAを学び、褒めることが増えて、人間関係やお仕事、家族にも良い影響が出ました。 この注目は人生において非常に良い景色を見させてくれることが多いので、ぜひ挑戦したい方で相談したい方はご連絡下さいね。

ラボデミHOME/療育の話10回「ポジティブな注目とネガティブな注目②」
教室の毎日
24/11/12 16:14 公開
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