児童発達支援事業所

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(184件)

それぞれの本の楽しみ方 児童発達支援(みほ先生)

「ママ、これよんで。」 「えー!またそれ?違うの持ってきなよー」 親子の会話、これ、あるあるでしょうか? この会話、十数年前の私とわが家の子どもとのよくある会話でした。 【本にたくさん触れ合ってほしい】 という思いがあり、図書館で絵本を何冊も借りたり、本屋さんで面白そうな絵本を買ったり、と子どもが本と触れ合う努力をしていた、、、つもりでした。 しかし、冒頭のわが家のあるある会話です。 子どもの「これを読んでほしい」という思いに対して、素直に応えない私。 当時の私は、【いろんな本に触れ合うこと】に重きを置いていました。 同じ本ばかり読むより、多くの本を読んでほしい。という思いが強くありました。 子どもに対して一生懸命ではあったものの、自分の思いを強く出していたんだな、と今さらながら反省しています。 この反省の機会をくれたのは、当教室へ通う子どもたちでした。 お気に入りの絵本を何度も読み、とても楽しそうにしている姿を見て、本に触れ合うこと、本を楽しむことの本質を見ることができた気がしました。 お話の内容を暗記している子。 毎回同じ反応をしてくれる子。 絵本の真似をする子。 お気に入りの場面を今か今かと待っている子。 楽しみすぎてお話の先を話してしまう子。 それぞれ違う触れ合い方ではあるものの、みんなそれぞれ楽しんでいるなぁと感じます。 本を楽しんでいる子どもたちのおかげで、 「読みたい」と持ってきてくれた絵本に対して、 「えー!またそれ?」という気持ちはなくなり、 「おっ!お気に入りの持ってきたね!読もう!」とこちらもノリノリで応えることができるようになりました。 本と触れ合うことは、楽しいこと。 という状態を保ち続けられるよう、今日もみんなのお気に入りの一冊を一緒に楽しみたいと思います。 また、いつでも他の絵本をおすすめできるように今後も情報収集を行っていきたいと思います。

HERO IS 【児童発達支援】/それぞれの本の楽しみ方 児童発達支援(みほ先生)
教室の毎日
24/08/29 14:19 公開

運動療育について【保健体育 たいち先生】

忙しい毎日を送っていると、知らないうちにストレスが積み重なっていませんか? ストレスは仕事や家庭など、日常生活の中で自覚がなくても溜まっていくものです。 そして、溜まったストレスは適切に発散させなければなりません。 ストレス解消法はさまざまありますが、今回は身体を動かす【運動療育】の観点からお話ししていきたいと思います。 私たち大人でも日常生活の中で様々なストレスを感じることがあるように、子どもたちもストレスを感じています。特に発達障がいを持つ子どもたちは、日常生活や学校生活の中で大きなストレスを抱えていることが多いです。これは、時間管理や人間関係の難しさなど、特有の困難に直面していることが大きな原因となっています。 例えば、幼稚園や保育園、学校での急な予定の変更です。 「なんで勝手に変えるんだ!」と思うお子様は沢山います。 予定していたことが突然変更されると、その日の見通しが立たなくなり、不安が増してしまいます。 その結果、集中力を欠いたり、感情のコントロールが難しくなったりすることもあります。 また、コミュニケーションがうまく取れないことも、ストレスの一因となります。 このようなストレスを抱え続けると、心が不安定になり、「学校に行きたくない」といった【不登校】という大きな問題に発展することも考えられます。 では、どのようにしてストレスを減らしていくべきでしょうか。 私たちは療育の中で、定期的に運動プログラムを取り組んでいます。 運動は、「ストレスホルモン」であるコルチゾールの分泌を抑え、リラックス効果をもたらします。また、運動後には「幸福ホルモン」と呼ばれるエンドルフィンが分泌され、気分が改善されます。 これにより、精神的な健康がサポートされ、子どもたちの心の安定に寄与します。 運動によってストレスを軽減し、心を安定させることで、学習や人間関係により前向きに取り組むことができるようになります。 本来の課題に全力で向き合えるようにサポートすることが、子どもたちの成長につながります。 私たちは運動だけでなく、日常生活や他のプログラムを通して楽しみながら子どもたちの心身の健康をサポートし、彼らの成長を後押しする支援をこれからも続けていきます。

HERO IS 【児童発達支援】/運動療育について【保健体育 たいち先生】
教室の毎日
24/08/23 18:52 公開

「工作やりたくない」児童発達支援 (みう先生)

「えー、工作やりたくないよ」 放課後等デイサービスで勤務していた中で幾度となく言われた言葉です。 やりたくない理由を問うと、様々な理由を教えてくれました。 ・ブロックで遊んでいる時間の方が楽しいからやりたくない ・今は気分じゃない ・接着剤や絵具で手が汚れるから不快 様々です。中でも一番多かったのは、「見本と同じにならないから」という理由でした。 “見本のように”きれいに粘土が丸まらないから “見本のように”きれいに色が塗れないから “見本のように”きれいに完成しないから それを聞いて、「じゃ、工作やめようか」とはなりません。 むしろ、どうアプローチすれば工作に参加してくれるか考えます。 見本のように完璧に作らなければいけないとは思ってはいません。 工作に対する苦手意識がなくなれば参加する意欲に繋がると考えました。 「見本と同じ」ということは、模倣ができるかできないかに大きく左右されると思います。 以前、ブロックを組み立て、同じ形を作ってもらう工作をしました。 正面から目に見えているところは問題なく組み立てられましたが、動かさないと見えない反対側や側面を同じように作るのは困難なようです。 まずは立体より平面と思い、点つなぎを行おうと思いましたが、そもそも鉛筆を握ることにすら苦手意識が強く、思ったように進みません。 そこで、パターンボードを作成してみました。 パターンボードとは、穴が開いたボードに棒を立ててその棒に輪ゴムをひっかけて図形を作る教材です。 鉛筆を持たずに家の形や図形を作れることに興味が引かれた児童はいろいろな形を作ってくれました。 ある程度の抵抗がなくなってきたところで、パターンボードの中に図形の見本を作り、隣で同じ形を作ってもらいました。 輪ゴムをかける順番は違くても、形を再現することができた児童は、 「次はこの形を作って!」とリクエストをくれるようになり、 いろいろな図形をいろいろな向きから再現ができるようになりました。 次第に、輪ゴムを見本と同じ順番でかけることにもこだわりはじめ、順番を含めた模倣ができるようになりました。 ある日、試しに一枚の折り紙を渡し、「チューリップを折ってみようよ。」とお誘いしてみると、 「どうやって作るの?」と積極的に参加してくれ、そこから折り紙を通して、 物を作ることに抵抗感が薄くなっていたように感じました。 パターンボードや折り紙を通して指先の繊細な力加減を学習し、粘土や色塗りの力加減に活かすことができ、工作に意欲的に参加してくれるようになりました。 当施設でも、2種類のパターンボードを作成いたしました。 家の間取り図のような形を作り、これは防御のすごいお家だよ!!と教えてくれたり、輪ゴムがどこまで長く伸びるか限界をチャレンジしている児童もいます。 パターンボードでは、主に図形感覚や集中力を鍛えたり、「見る力」を向上、指先の力加減等の巧緻性の向上が期待できます。 嫌な事・苦手な事を紐解いていくと思いがけない理由が見えてくることがあります。 また、それを解決する方法を探っている間に、思いもよらなかった得意なことが見つかったりすることがあります。 ぜひ、なにかお困りなことがありましたら、ご相談ください!

HERO IS 【児童発達支援】/「工作やりたくない」児童発達支援 (みう先生)
教室の毎日
24/08/23 18:39 公開

パーソナルスペース 児童発達支援(こうた先生)

はじめまして、こんにちは! 7月に入職しました坂本 光太(さかもと こうた)です。 私は今まで放課後等デイサービスで約7年間勤務しておりました。 過去の経験も踏まえて今回はパーソナルスペースについてのお話をします。 子どもにとって重要な概念なので、今回はパーソナルスペースの理解とポイントについてまとめさせていただきました。 先ず、パーソナルスペースとは他人との物理的な距離を指し、個人が快適に感じる空間のことです。子どもはこの概念を他者との関わりを通して自然に理解し始めますが、年齢や発達段階によってパーソナルスペースが異なります。 幼児期では、他者との距離感をあまり意識しないことが多いです。遊びの中で近づいたり、触れ合ったりすることが一般的です。 学童期では、小学校に入学し少しずつ友達との距離感を意識し始めます。また身体や心が大きく発達する時期なので、男女の距離感や人との距離感を意識てくるようになります。 ただ発達には個人差があるので、人によっては近づきすぎてしまい他者に不快な思いをさせてしまうこともあります。 なので、学童期に『他者との適切な距離感はどれぐらいなのか』を理解して習得する必要があります。 1つの目安として他者との距離感は腕を伸ばした一本分の長さが適切であると言われています。 HEROISでも他者との距離感が近すぎてしまう子どもが居るので、なぜ距離感を守る必要があるのかを伝えつつ、「話すときの距離はここまでだよ」という目安を可視化して子供たちに体感をして練習してもらっています。 自分のパーソナルスペースが守られることで安心感を感じ、逆に近づきすぎると不安やストレスを感じることがあります。 パーソナルスペースを理解することで、他者との適切なコミュニケーションが取れるようスタッフ一同全力でサポートしていきます。

HERO IS 【児童発達支援】/パーソナルスペース 児童発達支援(こうた先生)
教室の毎日
24/08/15 12:39 公開

発音に対するお悩み 児童発達支援(ゆうり先生)

本日は「発音」についてのお話です。 今までは児童発達支援のご利用者様に焦点を当てたお話をしてきました。 ですが、今回は小学生のご利用者様のお母様から寄せられたお悩みについてご紹介させていただきます。 お悩みのお子様は小学1年生の女の子です。 お母様から、発音の不明瞭さが気になるとのことで、ご相談がありました。 当事業所には、言語聴覚士の職員が在籍しております。 専門性のある視点からの分析が必要と感じたため、お母様にご提案し、言語聴覚士の職員によるアセスメントを行いました。 以下、当事業所の言語聴覚士による所見となります。 ※プライバシー保護のためお名前は伏せさせていただきます。 A様の構音について 口唇、舌、軟口蓋(のどちんこ)の発声発語器官の運動制限や筋力の低下はなく、発声時の舌の位置や息漏れにより舌を使う音のサ行・タ行・ラ行の発語が不明瞭になることがあります。また、単語の始めの音や語中で明瞭さにかけることがあります。  家庭において、音の不明瞭さなど過度に指摘はせず、本や国語の教科書などゆっくりはっきりを意識して音読をしたり、歌唱したりすることで意識づけになり練習になると思われます。    また、発語訓練として、発話時の舌の位置(サ行は上の前歯の裏に舌先をつける、タ行は上の前歯の裏~歯ぐきに舌先をつける、ラ行は舌先を上あごにつける)や息の吐き方の練習(発声時に前に息を出す)、音の確認をしながら短い単語から短文の練習をしていくことで明瞭さが上がると思われます。 以上が言語聴覚士による見解でした。 言語に関するお話は当事業所だけでなく、そのほかの事業所に通うご利用者様にも大変多く見られるお悩みです。 この所見をもとに、「どうして音の不明瞭さが出てくるのか」だけでなく、音の不明瞭さを本人に指摘しない。ゆっくり、はっきりを意識して音読をする等をはじめとしたご家庭での発語訓練を詳しく親御様にお伝えしました。 日々、事態が変化していくご利用者様のお悩みには、このように迅速かつ専門的な視点からの分析が今後の支援においてとても重要な足掛かりとなってきます。 今回の場合、お悩みの相談を受けてすぐに言語聴覚士の職員が対応することができたため、親御様も相談ができたことに対して安心感を得られたようでした。 当事業所は、ご利用者様だけでなく、親御様のサポートにも日々力を入れております。 ご家庭でのサポートなしに、私たちの支援は成り立ちません。日々のご家庭での努力と私たちの支援を連携していくことで、ご利用者様の成長に繋がります。 もし今、子育てでお悩みの親御様がいらっしゃいましたら、一度、相談だけでも構いません。 「誰かに話を聞いてほしい」 「今後どうしていけばよいのかわからない」 こういった内容でも構いません。1人で悩まず、お聞かせください。 専門性を活かした支援を提供してまいります。

HERO IS 【児童発達支援】/発音に対するお悩み 児童発達支援(ゆうり先生)
教室の毎日
24/08/10 22:55 公開
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