トイレトレーニングを嫌がる

「そろそろトイレトレーニングを…」と思っているのに、子どもがトイレに入るのを嫌がり進まない…。トイレトレーニングは、いつから、どのように進めるとよいのでしょうか。

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普段から音や臭いに敏感な場合、トイレの流れる音や臭いが苦手で嫌がっているのかもしれません。
ルール・準備物
耳栓、イヤーマフ、芳香剤
自分でレバーを押して水を流してもらいましょう。
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流水音が苦手なだけでなく、いつ音が鳴る(トイレの水が流れる)のか分からないことで、怖いと感じているのかもしれません。

自分でレバーを押すことで、いつ音が鳴るのか予測でき安心につながる場合があります。
音が嫌な場合は、イヤーマフや耳栓を利用しましょう
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消臭剤の臭いに注意してみましょう
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トイレの洗剤や芳香剤の臭いが苦手な場合があります。

換気や掃除もですが、お子さんの好きな香りの芳香剤や、芳香剤を使わず消臭スプレーなどに変更してみましょう。
ワンポイント
体調や気分が優れないと過敏さが増す場合があります。 決して無理強いせず、お子さんにとって安心できる環境をつくってみましょう。 また、着座するのを嫌がるお子さんの場合は、便座に座った状態で好きな動画を観たり、音楽を聴いたりして一定時間座ることに慣れるという練習をするという方法があります。ほかには、便座カバーを嫌がる場合もあるので、素材を工夫したり、補助便座を利用するなどお子さんに合う方法を探してみましょう。また、高さが嫌な場合は、足を置ける台座を利用するとよいでしょう。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
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