プリント学習が嫌いで拒否反応を示す

プリント課題を目の前に出した途端に嫌がったり「やらない!」と断固拒否をしたり・・・。こんなときには、プリント課題がお子さんにとってわかりづらかったり取り組み方がつまらないと感じたりしている可能性があります。お子さんが取り組みやすい工夫をご紹介します。

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お子さんにとって提示されたプリントが何らかの理由でわかりづらい場合があります。例えば、文字が小さすぎる、わかりにくい指示やレイアウト、などです。お子さんにとってどのような補助があると問題に取り組めるのかを明らかにしていきましょう。
ルール・準備物
プリント課題
文字が変な模様に見えていたり、答えを書く場所がわかりにくいのかもしれません
問題の解き方はわかるのに…もしかして「見えにくい」のかも?の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
お子さんには、プリントに書かれている文字が変な模様に見えたり、どこに答えを書けばよいか分からなく、読みづらいのかもしれません。 プリントを読み書きしやすいように工夫をしてみましょう
問題の解き方はわかるのに…もしかして「見えにくい」のかも?の画像2 クリックすると別画面で開いて拡大できます
フォントを教科書体に変えたり、文字サイズを大きくしたり、行間を広く空けたりして、お子さんの読みやすいバランスに調整してみましょう。

複数のパターンを作成し、お子さんにどの工夫をしたプリントがよいか選んでもらうのも1つです。

プリントを拡大コピーしたり、メモするスペースを別に取るために白紙を何枚か用意してあげるのもよいでしょう。
ワンポイント
どこまでが問題で、どこからが答えるスペースなのか理解しにくい場合があります。問題や回答欄ごとに色を分けて四角で囲うなどすると効果的です。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
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