負けるとかんしゃくを起こす

ゲームで負けるとかんしゃくを起こしてしまう。そんな場合の工夫をご紹介します。

15553 view

悔しい気持ちは悪いことではありません。かんしゃく以外の発散方法を伝えましょう。
ルール・準備物
・イライラ温度計
1 感情の温度計をつかって、今の気持ちを聞いてみましょう
悔しいときの感情コントロールが苦手…そんなときに出来る工夫って?の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
2 気持ちの発散できる活動を、お子さんと一緒に取り組みましょう
悔しいときの感情コントロールが苦手…そんなときに出来る工夫って?の画像2 クリックすると別画面で開いて拡大できます
活動を予めリストアップしておいて「どれやろうか」「何ならできそう?」と一緒に決めるのも良いでしょう。
反対に、事前にお子さんと「イライラしたら深呼吸をする」と決めておき、「今イライラしてるから、深呼吸しようか」と促すのも良いでしょう。


お子さんが活動した後に、もう一度イライラ温度計で気持ちを表してもらいます。どれくらいお子さんのイライラが減ったか確かめます。
3 ゲームの前に「イライラしたらどうするんだっけ」と、発散の方法を確認しましょう
悔しいときの感情コントロールが苦手…そんなときに出来る工夫って?の画像3 クリックすると別画面で開いて拡大できます
4 ゲームに負けてイライラしはじめたら、「こんな時どうするんだけっけ、お部屋出てもいいんだよ」と声をかけましょう。
悔しいときの感情コントロールが苦手…そんなときに出来る工夫って?の画像4 クリックすると別画面で開いて拡大できます
大人は、お子さんのイライラがたまる前にそっと声をかけられると良いでしょう。

お子さんが自分が決めた方法で発散できていたら、しっかりとほめましょう。
ワンポイント
お子さんのイライラが爆発する前の声掛けが大切です。 少しイライラしてきたなと思ったらすぐに声をかけ、小さなガス抜きを繰り返しておきましょう。 また活動前後のイライラ具合を記録することで、お子さんに合った気持ちの発散方法を見つけやすくなります。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
当サイトに掲載されている情報、及びこの情報を用いて行う利用者の行動や判断につきまして、正確性、完全性、有益性、適合性、その他一切について責任を負うものではありません。また、掲載されている感想やご意見等に関しましても個々人のものとなり、全ての方にあてはまるものではありません。
『小学校』TOPへ戻る >