歯磨きを嫌がる

寝る前の歯磨きをどうしても嫌がられぐずられて毎日へとへと、なんてことはありませんか?お子さんが歯磨きを嫌がる理由を見つけて、少しでも楽しく歯磨きができるようにしましょう。

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お子さんにとっては
歯磨きは毎日の面倒な動作かもしれませんね。

歯磨きが必要な理由を伝えたり、
頑張ったことへのご褒美を一緒に考えたりして、
毎日取り組むことが楽しくなるような工夫をしてみましょう。
ルール・準備物
歯磨きの絵本、紙、シール
1 なぜ歯磨きをするのか、ビデオや紙芝居を通して伝えてあげましょう
歯磨きを「面倒だなあ」と思っているのかな?と感じるときは…の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
歯磨きをしないと虫歯になってしまう、
歯磨きをすると口の中がすっきりして気持ちがいい、などを伝えましょう。
2 頑張った回数を貯める、トークンシステムを上手に取り入れてみましょう
歯磨きを「面倒だなあ」と思っているのかな?と感じるときは…の画像2 クリックすると別画面で開いて拡大できます
頑張ったらシールを貯める台紙を簡単に作ってあげましょう。
紙に10個ほどシールを貼れる枠を書きましょう。
10個貯めたら、◎◎公園に行く、などお子さんとご褒美を決めましょう。

貯めるシールの数もお子さんと相談して決めましょう。
目標の枚数があまり多すぎると、はじめの一歩が踏み出しにくい場合もあります。
適量を、見極めてあげましょう。
3 お子さんにわかりやすくルールを伝えましょう
歯磨きを「面倒だなあ」と思っているのかな?と感じるときは…の画像3 クリックすると別画面で開いて拡大できます
「歯磨きが終わったら、シールを貼る」
「シール10枚で、ご褒美」
と、シンプルな説明でお子さんと伝えましょう。
4 歯磨きができたら、すぐにシールを渡してあげましょう 「ちゃんとできたね!」ときちんと頑張りを認め、お子さんにシールを渡してあげましょう。

歯磨きにとりかかるまで、グズグズしていた場合や、
大人がサポートした場合でも
最初に約束した「歯磨きができたらシール」という内容を、きちんと守ってあげましょう。

少しずつ、「自分で歯磨きを始めたらシール1枚」など
内容を変化させるのも良いですが、その際は大人が急に変更するのではなく、予めお子さんと話し合って決めましょう。
ワンポイント
ご褒美の選び方は お子さんの嬉しいもので、程よい内容を選びましょう。 お菓子をひとつ買いに行ける、ゲームを30分できる、などが良いかもしれません。 お子さんが「がんばろう!」と思えるように応援する気持ちで、一緒にご褒美を考えましょう。
ほかの工夫
監修者
狩野 麻里 先生
作業療法士 奈良県総合リハビリテーションセンター
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