歯磨きを嫌がる

寝る前の歯磨きをどうしても嫌がられぐずられて毎日へとへと、なんてことはありませんか?お子さんが歯磨きを嫌がる理由を見つけて、少しでも楽しく歯磨きができるようにしましょう。

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歯磨きが嫌な理由の一つに、口の中の感覚が敏感で苦手というのがあるかもしれませんね。

歯磨き以外の時間に、口の中や周りを動かして慣れていけるかみてみましょう。
1 お子さんの口まわりのマッサージをしてみましょう
口の中の感覚が敏感で、なかなか取り組めないのかな?そんなときは…の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
大人の手でお子さんのほほを優しく押さえます。
だんだん口もとへ近づき、唇も押さえてみます。

お子さんが嫌がる場合は無理に進めなくて大丈夫です。
様子をみながらすすめていきましょう。
2 口の中のマッサージをしてみましょう
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指を歯ブラシに見立てて、歯を磨くように歯や歯茎をなぞったり押さえたりします。

こちらも、お子さんが嫌がる場合は
無理に進めず、強度を調整したり、頬の上から抑える動作に戻したりと調節しましょう。
3 歯ブラシでマッサージをしてみましょう
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慣れてきたら、歯ブラシでほほの内側を押さえるところからはじめてみましょう。

違和感なく取り組めたら、歯や歯茎へ移っていきましょう。
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ワンポイント
お子さんが歯磨きを嫌がる場合は、 歯磨き用ガーゼを使ったり、 短い時間で磨きあげたり、 歌をうたいながら磨く、などの様々な工夫をしてあげましょう。 また、お子さんが、お母さんやぬいぐるみの歯を磨く遊びをするなど、磨く側になって楽しんでもらう経験も、お子さんの歯磨きへのハードルを下げることに繋がっていきます。 トレーニングにならないよう、楽しみながら進めましょう。
ほかの工夫
監修者
狩野 麻里 先生
作業療法士 奈良県総合リハビリテーションセンター
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