授業に集中できない

授業中、落ち着きがない・話を聞いていない・よそ見をしているなどと先生に言われたことはありませんか。

家でできること、学校にお願いできることをご紹介します。

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難しいこと・分からないことがあると、つまらなくなって、集中が途切れてしまうことがあります。

そのまま進むとますます分からなくなり、授業がつまらなくなりますよね。

分からないときに、周りの友だちに聞いたり、周りの友だちの真似をしたりすることを教えましょう。
1 授業中、わからないときにどうすれば良いか教えましょう
「わからない」が続いてしまい、授業がつまらくないのかな…そんなときはの画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
以下のイラストを見せて伝えたり、大人が見本を見せてあげましょう。

「手を挙げて先生に聞く」「隣の子に教えてと言う」

など、お子さんがすぐに覚えて出来そうな内容を選びましょう。
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このイラストを印刷して、いつでも見える筆箱の中などに入れておくのもよいでしょう。 2 友だちや先生を呼んだ後のセリフも確認しましょう
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「これ教えて」「これがわかりません」などシンプルなものが良いでしょう。

実際の場面を想定して、一緒に練習するのもよいですね
3 質問するタイミングも事前に伝えてあげましょう
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・先生が説明している最中→☓
・先生の説明が終わり「何か質問ありますか?」と聞かれた時→○

・友達が質問しているとき→☓
・「どうぞ」と言われたとき→○

など、具体的に伝えましょう。

質問する際は「手をあげて、どうぞと言われたら話して良い」という事を明確に伝えてあげましょう。


カードに書いて、お子さんの目につきやすい場所に入れておきましょう。
ワンポイント
「友だちに聞く」ところまでは分かっても、「何て聞いたら良いか分からない」ために声をかけられないこともよくあります。 セリフまでお子さんと確認することがポイントです。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
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